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宮本浩次×横山健が初コラボ 映画『宮本から君へ』主題歌書き下ろし

2019年07月31日 13:20  CINRA.NET

CINRA.NET

宮本浩次、横山健 撮影:佐内正史
宮本浩次と横山健が映画『宮本から君へ』の主題歌“Do you remember?”をプロデュースしたことがわかった。

9月27日から公開される『宮本から君へ』は、昨年にテレビ東京でドラマ化された新井英樹による同名漫画の映画版。原作の後半をベースに、文具メーカー「マルキタ」の社員・宮本と、ヒロイン・靖子の前に立ちはだかる「究極の愛の試練」を2人が克服していく様が描かれる。宮本浩役に池松壮亮、中野靖子役に蒼井優がキャスティング。

宮本浩次と横山健の初コラボ曲となる“Do you remember?”の作詞作曲は宮本が担当。レコーディングには、ボーカルの宮本、ギターの横山に加えて、ベースのJun Gray、ドラムのJah-Rahが参加した。

宮本は横山をギターに迎えた理由について「最高のロックギタリストだから。かつて、メトロックでまるで往年のハードロックのような重くて豪快なギター、時にデリケートで繊細なギターを縦横無尽に奏でながら、ピュアでまっすぐな声で歌っている男がいた。それが誰あろう横山健だった。唯一無二の存在感で本当にカッコよかった!」とコメント。

また横山は「宮本さんに必要とされた喜びを爆発させながら、聴く方々に『横山健と組まなきゃこうはならないよね』と感じさせるべく、身も心もよじって取り組みました。出来栄えは言いません。一回聴いてみて下さい。お願いです。聴いてみて下さい。聴いてもらえば必ず特別なものを感じるはずです。もしなにも感じない方がいらっしゃったら、『あなたの感覚、にごってるよ』とボクは言えます」と述べている。

今回の発表とあわせて新たなポスタービジュアルが公開された。

■宮本浩次のコメント
・真利子監督からオファーを受けて“Do you remember?”はどんな気持ちで書き下ろしたか
真利子さんは、寡黙なんだけれども、体は冗舌で、どんなうたをつくってほしいか、彼を見ればいつでも一発でわかる!映画「宮本から君へ」のはじめての打ち合わせで、真利子さんと話したときから、メロディがなりだした。真利子さんとオレはそういう意味では相性がいいと思います。
・横山健を迎えた理由
最高のロックギタリストだから。かつて、メトロックでまるで往年のハードロックのような重くて豪快なギター、時にデリケートで繊細なギターを縦横無尽に奏でながら、ピュアでまっすぐな声で歌っている男がいた。それが誰あろう横山健だった。唯一無二の存在感で本当にカッコよかった!
・横山健、Jun Gray、Jah-Rahとのリハーサル、レコーディングの感想
ロックっていつだって最強な気持ちにさせてくれる。先日もリハーサルで、4人で音をだしてかえるとき、自然に胸を張ってあるいていた。ひとりでこっそり肩でかぜを切ってあるいていた。ロックはロマンティックで最強。
この4人で音を出すとその感覚が甦ります。最強です。
・映画の視聴者へのメッセージ
考えうる、最強のメンバーが経験値と自信を背景にしつつ、おどろくほどピュアに音にむかっている。そして最強のロックがなっていると自負しています。映画ともども愛されてほしい。

■横山健のコメント
ボクはエレファントカシマシのデビュー時からのファンだと公言しています。バンドとして好きなのはもちろんですが、シンガーの宮本浩次さんの存在感は唯一無二です。それは皆さんも御存知でしょう。その宮本さんのソロへの参加依頼があった時の自分の気持ち、エレカシのデビュー当時18才だった自分に教えてやりたいです。化け物のようなシンガーに必要とされる人生ってそう多くはないと思うんです。「長く、ブレずにやってみるもんだなぁ!」と思いました。レコーディングは順調そのものでした。なにしろ宮本さんが書いてきた曲が素晴らしい。しかしボクはそれは何倍にも増幅させる心意気でやりました。宮本さんに必要とされた喜びを爆発させながら、聴く方々に「横山健と組まなきゃこうはならないよね」と感じさせるべく、身も心もよじって取り組みました。出来栄えは言いません。一回聴いてみて下さい。お願いです。聴いてみて下さい。聴いてもらえば必ず特別なものを感じるはずです。もしなにも感じない方がいらっしゃったら、「あなたの感覚、にごってるよ」とボクは言えます。

■池松壮亮のコメント
この曲と一緒なら、光の中を駆け抜けていけそうな、そんな気がします。
宮本さん、ありがとうございます。
あとは全て引き受けます。
エンドロールの音が鳴り止む瞬間まで必ず届けます。
あいつが街にやって来る。

■真利子哲也監督のコメント
言うまでもなく、はじめから『宮本から君へ』の主題歌は宮本浩次さんで間違いないと信じていました。未完成のデモ音源を聞かせていただいた後、宮本さんは「監督とはじめて顔を合わせた時にこっちだと思った」「Do you remember?という歌詞はその時から考えていた」とおっしゃって、最後に「ギターで横山健さんにお声かけするのはどうですか?」と。その時は信じがたかったです。ただ、何も言うことはありません。だって、実現したら最高じゃないですか。
完成した主題歌には、映画を観た人に持って帰ってもらいたい感情が爆発していました。映画と音楽が絶妙にシンクロする瞬間がたまらないです。『宮本から君へ』にこれ以上ないほどふさわしい渾身の主題歌に、真っ赤な薔薇の花束を!