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幼なじみの少女2人の凶暴な性格が明らかに 『サラブレッド』9月公開決定

2019年07月31日 12:31  リアルサウンド

リアルサウンド

『サラブレッド』(c)2017 Thoroughbred 2017, LLC. All Rights Reserved.

 パルコ配給作品『Thoroughbreds(原題)』が、『サラブレッド』の邦題で9月27日よりシネクイント、シネマカリテほかで全国公開されることが決定した。


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 本作は、サンダンス映画祭観客賞をはじめ、ゴッサム賞脚本賞やインディペンデント・スピリット賞新人脚本賞など、インディペンデント作品を対象とする映画賞にノミネートされたスタイリッシュ・サスペンス。


 長年疎遠だった幼なじみの少女アマンダ(オリヴィア・クック)とリリー(アニャ・テイラー=ジョイ)は、コネティカット州の郊外で再会する。鋭いウィットを磨いて強烈な個性を育んだアマンダは、そのせいで社会からのけ者にされていた。一方、上品で洗練された上流階級のティーンエイジャーに成長したリリーは、名門校に通いながら一流企業でのインターンも経験していた。全くの正反対に思えた二人は、リリーが抑圧的な継父を憎んでいると発覚したことがきっかけで心を通わせていくが、友情が深まるにつれて互いの凶暴な性格が顔を出し始める。やがて、自分たちの人生を軌道修正するため、二人はドラッグの売人ティム(アントン・イェルチン)を雇い、継父の殺害を依頼するが……。


 『レディ・プレイヤー1』でヒロインに抜擢されたオリヴィア・クックがアマンダを演じ、リリー役で『スプリット』のテイラー=ジョイが出演。また、ティム役を本作が遺作となったアントン・イェルチンが演じた。さらに、ニューヨークで演出家・劇作家として活躍し、本作がデビュー作となる新人監督コリー・フィンリーが監督・脚本を務めた。


 8月24日には、渋谷シネクイントで行なわれる「樽出し生映画祭」にて先行上映されることも決定した。 (文=リアルサウンド編集部)