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アルファロメオF1、技術ボス離脱に伴い、フェラーリの空力エンジニアを獲得

2019年07月31日 09:31  AUTOSPORT web

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キミ・ライコネンのアルファロメオC38
アルファロメオ・レーシングは、テクニカルディレクター、シモーネ・レスタの離脱に伴う体制変更の一環で、新たな空力責任者としてフェラーリからアレッサンドロ・チネリを迎えることを発表した。

 7月18日、アルファロメオは、レスタが7月末日でチームを離脱し、現在空力責任者の立場にあるヤン・モンショーが後任を務めることを発表した。

 レスタはフェラーリでヘッド・オブ・ビークルプロジェクト・コーディネーションとしてチーフデザイナーの役割を果たした後、2018年7月にザウバー(現アルファロメオ)のテクニカルディレクターの役職に就いた。アルファロメオを離れるレスタは、フェラーリに復帰するものと考えられている。

 アルファロメオは30日に、モンショーの後任者としてチネリを指名したことを発表した。チネリは17年間にわたってフェラーリの空力部門で働き、空力実験グループ責任者を務めた人物。2019年8月19日付けでアルファロメオの空力責任者に正式に就任するということだ。