F1タイヤサプライヤーのピレリが、2019年第12戦ハンガリーGPに向けて各ドライバーが選択したタイヤコンパウンドの内訳を発表した。
ハンガロリンクを舞台に開催されるハンガリーGPに持ち込まれるタイヤは、最も硬いハードタイヤ(ホワイト)がC2、中間のミディアムタイヤ(イエロー)がC3、最も柔らかいソフトタイヤ(レッド)がC4となっている。
メルセデスは、ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスの両者がソフトタイヤを8セット持ち込むが、ライバルのフェラーリやレッドブル・ホンダよりも1セット少なく、また全チームのなかでも最も少ない選択数となっている。それ以外のタイヤ選択の内訳は、ハミルトンはミディアムタイヤが3セット、ハードタイヤが2セットで、ボッタスはミディアムタイヤが4セット、ハードタイヤが1セットだ。
フェラーリ勢は2台ともソフトタイヤを9セット選択。セバスチャン・ベッテルはミディアムタイヤとハードタイヤが2セットずつで、シャルル・ルクレールはミディアムタイヤが3セット、ハードタイヤが1セットとなっている。
レッドブル・ホンダもソフトタイヤを9セット持ち込むが、マックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーがミディアムタイヤを3セット、ハードタイヤが1セットと、こちらはチームメイト同士で同じ選択をした。
中団勢では、トロロッソ・ホンダ、ルノー、アルファロメオがソフトタイヤを最多となる10セット選択。トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトはミディアムタイヤを2セット、ハードタイヤを1セット選択し、チームメイトのアレクサンダー・アルボンはミディアムタイヤが1セット、ハードタイヤが2セットとなっている。