2019年07月31日 07:01 リアルサウンド
野村周平主演、ラッパー・ANARCHYの初監督映画『WALKING MAN』より、本予告が公開された。
【動画】『WALKING MAN』本予告
初監督を務めるANARCHY自身の実体験なども盛り込まれた本作は、人気漫画家・高橋ツトムが企画プロデュース、ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)の梶原阿貴が脚本を務める完全オリジナル作品。
野村演じる主人公は、極貧の母子家庭で育ち、幼い頃から吃音症でコミュ障、さらに事故で重症の母親を抱え、思春期の妹を放っておけない気弱で心優しき不用品回収業のアルバイトで生計を立てる青年だ。そんな青年が、ラップと出会い、最底辺の生活から抜け出すべくバカにされながらも、奮闘し成長を遂げていく姿が描かれる。
アトムの妹で今どきの女子高生・ウランに優希美青、職場の先輩で良き理解者の山本に柏原収史、行きつけの中華屋の美人店員キムに伊藤ゆみがそれぞれ扮し、冨樫真、星田英利、渡辺真起子、石橋蓮司が脇を固める。
この度公開された本予告編では、ラップと出会ったことでアトムが報われない現状や自己責任論を押し付ける世間に対して「なめんな!」という魂のセリフを発し、物語が大きく動く様子が描かれている。ANARCHY監督自らが作詞を手がける劇中歌「Promise」「なめんな」「WALKING MAN」も使用されている。
また、T-Pablow(BAD HOP)、WILYWNKA、Leon Fanourakis、サイプレス上野、十影、じょう、LETYら現役ラッパーの出演も決定した。
(リアルサウンド編集部)