カードローン情報サイト「カードローンの学び舎」は7月30日、「上司の奢り」に関するアンケート結果を発表した。調査は今年6月に実施し、後輩・部下に奢ったことのある25~54歳の男女406人から回答を得た。
後輩や部下から「奢ってください」と言われるとどう感じるかを聞くと、「少し抵抗を感じる」(29%)と「かなり抵抗を感じる」(7%)の合計が36%となった。また「言われる後輩・部下による」が18%で、「特に何も思わない」は26%、「気持ちよく奢ろうと思う」は20%となった。
上司の4人に1人「割り勘でいいと思う」
どんな時に気持ちよく「奢ろう」と思うかを聞くと、「自分からご飯や飲みに誘ったとき」が最多で52%。以降、「後輩・部下が仕事で成果を出せた時(または仕事を頑張っているとき)」(29%)、「後輩・部下が生活に苦しんでいるとき」(8%)、「臨時収入が入ったとき」(7%)と続く。「そもそも奢ってあげようとは思わない」は4%となった。
後輩・部下とご飯や飲みに行った際、どれくらい自分が負担するかを聞いた。最も多かったのは「多めに出すのは普通だと思う」(56%)で、次いで「割り勘でもいいと思う」(25%)。4人に1人が割り勘希望のようだ。
「全部奢ってあげるのが当たり前」が15%いる一方、「日頃の労をねぎらって多めに出して欲しい」(3%)、「逆に目上の人間に奢るのが普通だ」(1%)という人もいた。
奢る際、「少し負担に感じる」「かなり負担に感じる」の合計は71%となった。上司が「奢りたくない」と感じる後輩や部下は「遠慮のない人」(28%)が最多。次いで「奢ったのにお礼がない」(14%)、「普段から苦手な後輩」(12%)、「手持ち(お金)がない」(7%)と続く。
「頑張ってない後輩には絶対に奢りたくない」「お酒を飲んで暴れられた」
具体的には、
「お財布を出して『払います』という姿勢がなかったとき(パフォーマンスでも良いのでしてほしかった)」(28歳女性)
「『ごちそう様』の一言が無い人には、その後は奢らないようにします」(52歳男性)
といった声が寄せられた。また「頑張ってる後輩、気の合う部下なら奢ってもいいが、気の合わない部下や頑張ってない後輩には絶対に奢りたくない」(47歳男性)、「誘っていない後輩も来るとき。なんでお前居るんだよって思いました」(43歳男性)という人も。ほかには、
「お酒を飲んで暴れられた時は、もう二度と誘わないと思いました」(40歳男性)
「奢る部下の人数が多いときは負担がツラい場合もある。(やっぱりお会計も高くなっちゃうので…)」(46歳男性)
といった声が寄せられた。なお、奢りたくないときのかわし方としては「お金がない」(28%)が最多で、「『また今度』と伝える」(14%)、「『すでに予定がある』と伝える」(13%)といった声が寄せられている。中には、
「『君に奢る理由がない』と突っぱねる。『奢ってくれというなら、それなりの対応や成果が見られなければその権利はない』と言い放ちました」(53歳男性)
「『なんで奢る必要がある?何かいい事したっけ?』と断ります」(44歳女性)
とキッパリ断るという人も14%いた。