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大野いと、冨手麻妙、日南響子ら『NYLON JAPAN』15周年映画『転がるビー玉』出演決定

2019年07月30日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『転がるビー玉』第2弾キャスト

 『NYLON JAPAN』の創刊15周年プロジェクトとして製作中の映画『転がるビー玉』より、第2弾キャストが発表された。


参考:萩原みのり×二ノ宮隆太郎監督『お嬢ちゃん』公開へ 萩原「役者で生きていく、という決意の作品」


 本作は、再開発が進む渋谷を舞台に、共同生活を送る愛、瑞穂、恵梨香の3人が、夢を追い求めながら、幸せを探し求めていく姿を描いた青春ドラマ。


 愛を吉川愛、恵梨香を今泉佑唯、瑞穂を萩原みのりが演じるほか、笠松将、大下ヒロト、神尾楓珠の出演がこれまで発表されていた。


 今回発表の第2段キャストとして、愛が意識をしているカリスマモデルのテテ役に大野いと、瑞穂と共にNYLON編集部で働く沙矢役に冨手麻妙、愛と頻繁にオーディションで会うモデルの紘子役に日南響子、恵梨香の高校の同級生美希役に田辺桃子。そして、愛の元カレの菱川役に中島歩、笠松演じる啓介の彼女のアオキ役に徳永えり、NYLON JAPAN編集長の丹羽役に大西信満、恵梨香のライブを毎日観に来るサラリーマン役に山中崇が出演する。


 そのほか、仁科あい、中尾有伽、手島実優、安倍乙、濱正悟、河合優実、浦山佳樹、比佐仁、高橋雄祐、青木将彦、川端康太、内堀太郎、松川遥菜、佐々木穂高ら若手俳優たちがキャストに名を連ねた。


 情報発表にともない、キャスト陣から下記のコメントが寄せられた。


■コメント
●大野いと
今回、NYLON15周年の企画映画に出演することが決まり、携わることができて嬉しいです。ビー玉は、転がる時に光の当たる位 置次第で、色んな色に輝くことができる物だと思います。悩みながらも未来に可能性を秘め、成長していく女性達が、ビー玉の転 がる様に重なり、物語に面白さを感じました。私が演じるのは、主人公の愛にとって憧れのモデル、テテです。カリスマ的存在の モデル役を試行錯誤して演じました。公開を楽しみにしていてください。


●冨手麻妙
何色にもキラキラと輝けるビー玉って、夢や目標を持ってひたむきに生きる人間たちをあらわすステキな表現だなと思いました。
転がるという言葉は生き続ける進み続けるという前向きな表現で、私はこの作品のタイトルにまず心惹かれました。私自身もお芝居という表現を通してずっとずっと転がり続けています。人それぞれ輝く場所や表現や色は違いますが、この作品を観た皆さんがなにか勇気とか希望を持って、より魅力的な転がるビー玉になれたらいいなと思います。


●日南響子
撮影に参加したのは1日のみでしたがスタッフさん達がとても楽しそうにしていらっしゃって、笑顔が絶えない素敵な現場でした。また、今回こう言った役を演じた事で、デビューしたての頃に彼女達と同じくなかなかオーディションに受からず“どうした ら良いのかな”と悩んでいた時期が自分にもあったなと、そんな10代を振り返る事も出来ました。其々が夢を追いかけたり、悩んだりと繊細でキラキラと光を集める“ビー玉”の様な素敵な作品に関わらせていただけた事、慶福に思います。


●田辺桃子
この作品の話を聞いた時、私と同世代の物語ということもありエモーショナルな空気感が一気に脳内を駆け巡りました。是非是非 オーディションを受けたいですとマネージャーさんに伝えたのを覚えています。私が演じた美希は、The 大学エンジョイガールです。笑 そんな美希と恵梨香の「今に至るまでの時の流れ」の違いを“対照的な会話”で表現したかったので、スクリーンで皆様に届いたら嬉しいです。あぁ、こういう子いるなぁ。という感覚と、それにかき消されることなく、人物たちの「この時ならでは」の繊細さに思わず惹き込まれてしまう感覚、この2つを是非体感してください。


●中島歩
夢見る少女じゃいられなくなるその瞬間、彼女達はどんな顔をするのでしょうか。それを観る僕らは何を感じるのでしょうか。


●大西信満
出演者のみなさんが、とにかくもう、キラキラと眩しくて。欠けたビー玉を光にかざすと乱反射してキラキラと輝くように、とても色鮮やかな素敵な作品になっているのではないかと思います。とても頼りないけど、何だか力強くて。とても楽しいのに、何だか悲しかったり。主人公たちの等身大の心模様が“いつかの自分”と重なり、懐かしい人に会いたくなりました。


●山中崇
撮影現場は宮下公園近くの歩道橋でした。向こうでは大規模な再開発工事が行われている。あそこが以前、何だったのかは思い出せない。過去はひょっとすると夢だったのかもしれないと思ってしまうほどに街の変化は早くて、とても追いつけない。歩道橋から見えた夕日を眺めながら、変わらない美しさもあるのだと、どこか安心しようとしている自分がいました。


(リアルサウンド編集部)