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『テラスハウス』東京編・第10話ーー二人から好意を寄せられていたケニーの株が大暴落?

2019年07月30日 00:51  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)フジテレビ/イースト・エンタテインメント

 Netflixで配信中のリアリティーショー『テラスハウス』。新シリーズとなる『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』の第10話が、本日7月30日に配信された。


 以下、今回の見どころをレポートする。細かなネタバレもあるため、ご注意いただきたい。


(参考:【写真】ケニーを中心に恋模様が展開する『テラスハウス』東京編・第10話


 前回、テラスハウスに訪れた鮎澤悠介(イーデン・カイ)が、ケニーとセッションを披露。それを聴いて思わず涙していた春花だったが、以前から二人が対バンとして出演するフェスを翔平と観に行く約束をしていた。


 悠介のライブを観たあと、翔平が再度「本当に(ケニーさんのライブに)行かないの?」と確認すると、春花はケニーが悠介とセッションしている姿を観て、また惚れそうになったことを明かす。そして、「いまライブ観に行ったら、気持ちが辛くなるかなと思った」から「本当に行かない」と答えた。ギターを持って帰るなど、春花なりにケニーに対する気持ちにけじめをつけようとしているようだ。


 一方、翔平の恋愛については、意外にも香織のことを「彼女とか、それこそ女として……(見ていない)」という。翔平は春花に「たとえ嫌なことでも思っていることがあるなら話してくれる人がいい」と好きな女性のタイプを伝えた。遠回しに、はっきりしている春花の性格を指しているようにも聞こえるが、それ以上は何も語らない。また春花から、悠介に遊びに誘われたことを聞くと、翔平は「すげぇいいじゃん! 行ってきなよ!」と背中を押す。第8話で春花が気になっていることを自覚していた翔平だが、言動はいまいちはっきりしないままだ。


 ライブが終わりテラスハウスに帰ってきたケニーは、春花がライブに来なかったことを心配していた。全員がリビングで他愛もない話で盛り上がる中、唐突に春花を屋上に呼び出すケニー。春花がライブに来なかったことに対してケニーは、「最近のことが原因だよね」と謝りつつ、先日の自身の発言について弁解し始める。春花のことをよく知らなかっただけで、興味がないわけではないと口にし、この前のことを答えだと思わないで欲しいとまで伝えていた。ケニーなりの優しさだったのかもしれないが、この言動は、春花にとっては思わせぶりなものとなってしまった。


 別の日の夜、テラスハウスでは、ケニーの誕生日パーティーを開催。みんなが誕生日を祝う中、莉咲子が主役であるケニーを屋上チル(海外の俗語でゆったりするという意味)に誘い出す。莉咲子は二人きりになると、個人的に用意したケニーへの誕生日プレゼントを渡した。そして話題は、今度の海デートへ。莉咲子は怪我をしてしまったため入水できないが、予定通り海へ行きたいと言い、浜辺で過ごすことを提案する。ケニーもまた「俺も海でぼーっとするの大好き」と乗り気な様子。さらにケニーは、「他にやりたいことないの?」と莉咲子を気にかける。莉咲子は夜景が観たいと話し、二人は朝から晩までの一日コースでデートを楽しむ約束をした。いい雰囲気だったが、ふと莉咲子がケニーに、先日の屋上で春花とちゃんと話せたのかを尋ねる。和解できたし、ハッピーな感じで終われたと答えるケニーだったが、春花にまだ可能性があるような発言をしたことは、莉咲子に伏せていた。


 いよいよ初めてのデートに出かける流佳と香織。車で世界堂に行き、お互いに欲しかった画材を買い揃えたあと、流佳が「お礼したいので、ご飯に行来ません?」と香織を誘う。香織のために、卵かけご飯の美味しいお店を見つけていた流佳。香織が食事をしながら、「28歳は年上に感じる?」と聞くと、流佳は全然気にしていないと返答する。ユーモアたっぷりに明るく話す香織だったが、年齢の差を気にしているようだった。そして最後は香織がスマートにお会計を済ませてしまい、隣でうなだれる流佳。香織にいいところを見せられないままデートが終わってしまったと、がっかりしていた。その夜、莉咲子と春花とガールズトークに花を咲かせていた香織は、流佳に対して「養いたい! 可愛くて」と母の気持ちに近い感情を抱いていることを明かす。香織は、男として見て欲しいなら、流佳にもうちょっと頑張って欲しいと本音も漏らしていた。


 前の晩、莉咲子を買い物デートに誘ったケニー。屋上DIYをしたいと明かし、莉咲子を連れてZARA HOMEに向かう。二人でDIYグッズを選んだあとは、テラスハウスに帰ってさっそく作業に取りかかる。白いスクリーンとプロジェクターで、おしゃれなシアタールームを作った莉咲子とケニーは、一緒にハンモックに座ると、お酒を飲みながら映画を楽しむことに。そこで莉咲子が、ケニーがなかなか自分にアプローチしてくれないことに対して、もどかしく思っていることを、遠回しに訴えかける。春花にアフターフォローする前に、莉咲子に話して欲しかったことも伝えた。相槌を打つばかりで、終始響いているのかよくわからない微妙な反応を見せるケニー。そのあと、莉咲子はリビングに下りて行き、ケニーが全くリードしてくれないことを翔平に相談していた。最後のひと押しは男性からして欲しいという莉咲子は、ケニーが告白してくれないなら「もう冷める」とも発言。ケニーからの好意に関しても、あまりわからない様子で、「……どうかなあ?」と首を傾げていた。


 順調そうに見えた莉咲子とケニーだったが、そろそろ莉咲子がしびれを切らしそうだ。一方、翔平は春花との関係をゆっくり詰めているようにも見えるが、果たして。急速に恋愛模様が進んでいたテラスハウスだったが、ここにきて少しスピードダウンした印象を受ける。特に莉咲子とケニーはここからが正念場となりそうだ。


(Nana Numoto)