マッハ号カラーのMC86でスーパーGT GT300に参戦中のTEAM MACHは8月3~4日、富士スピードウェイで開催される2019年シーズン第5戦富士500マイルの第3ドライバーに阪口良平を起用すると発表した。
自身もレーシングドライバである玉中哲二が代表を務めるTEAM MACHは、2019年シーズンもお馴染みのマッハ号カラーのマシンで国内最高峰シリーズに参戦している。
今季は2017年からチームに所属する坂口夏月と、昨シーズン新たに加入し坂口とコンビを組んだ平木湧也のペアを継続起用。ADVICS マッハ車検 MC86 マッハ号を若手ドライバーふたりに託し、第3戦鈴鹿で2位表彰台を獲得した。
そんなチームは今週末、富士で行われるロングディスタンスイベントに向けて第3ドライバーを起用する。そこに白羽の矢が立ったのがベテランの阪口だ。
現在44歳の阪口は2016年、2018年にスーパー耐久シリーズでST-3クラスチャンピオンを獲得すると、今季もADVICS muta racing RC 350TWSをドライブし第2戦SUGOでクラス優勝を果たした。
また、スーパーGTには2006年、910RACING WITH TEAM ISHIMATSUからGT300クラスにデビュー。以後、ランボルギーニやアストンマーティン、マクラーレンなどさまざまなマシンを駆り、直近では2017年から2シーズンに渡ってベントレー・コンチネンタルGT3をドライブした。
阪口はチームのリリースを通じて「今回、このような機会を頂き、大変うれしく思います」コメント。
「今年の3月の富士でのテストにも参加させて頂き、自分の持ち場や役割は理解しています。メインのふたりのドライバーは若いですが、速さを持っておりマシンも含めてすべてが噛み合えば上位でフィニッシュするポテンシャルを持ったチームである、と思っています」
「少しでも力になれるようチームに貢献したいと思いますので、応援よろしくお願い致します」