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鈴鹿8耐:カワサキの優勝を聞いて「ホテルから走って戻ってきた」とジョナサン・レイ

2019年07月29日 00:31  AUTOSPORT web

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会見場で笑顔を見せるジョナサン・レイ
7月28日に幕を閉じた2018-2019 FIM世界耐久選手権(EWC)最終戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第42回大会の決勝レース。レース終了後、レースディレクションへの抗議によりKawasaki Racing Team Suzuka 8H(ジョナサン・レイ/レオン・ハスラム/トプラク・ラズガットリオグル)が暫定優勝となった。暫定結果の変更によりレイ、ハスラム、ラズガットリオグルが会見に登場。決勝を振り返る。

■Kawasaki Racing Team Suzuka 8H/優勝
ジョナサン・レイ
「(暫定結果の変更に対して)信じられない。僕たちはホテルに戻っていて、ジントニックを飲みながら夕食だと思ってたところだったんだ」

「結果にはがっかりしていた。だけど、マネージャーに優勝を告げられて驚いた。走ってサーキットに戻ってきたよ。嬉しく思ってる」

「ふたりで走ることは朝に決めた。こんなに上手くふたりで走ることができたのは、ライダー、チームの連携が良かったからだ。バイクを作ってくれたカワサキにも感謝している。彼らのおかげだ。今回の戦略は、燃料戦略と安定性を保つこと。それが上手くいった。でも僕はクタクタだよ。筋肉もつりながら頑張って走った」

レオン・ハスラム
「本当に鈴鹿8耐はタフなレースだ。僕たちはチームとともにベストを尽くした。ただ、あの瞬間は失ったとがっかりしたから、(優勝と聞いて)気持ちはジェットコースターのようだ。優勝と聞いたあとは気持ちが盛り上がったよ。最終的に勝てて良かった」

「今までの鈴鹿8耐より一番辛かったと感じた。ちょっとした怪我をしていたんだ。僕のスティントは前半は大丈夫だったが後半は辛くてタイムが落ちる。それをチームメイトが補ってくれたよ」

トプラック・ラズガットリオグル
「(走っていないから)僕が一番疲れているよ(笑)。ずっと見てる8時間はきつい」