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ポールのハミルトン、体調不良を押して出走「最悪のシナリオに備えてオコンがスタンバイしていた」メルセデス F1

2019年07月28日 16:31  AUTOSPORT web

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2019年F1第11戦ドイツGP土曜 メルセデスのルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得
2019年F1ドイツGPの土曜予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1キャリア87回目、今季4回目のポールポジションを獲得した。ハミルトンのタイムは1分11秒767だった。決勝はミディアムタイヤでスタートする。

■メルセデス-AMG・ペトロナス・モータースポーツ
ルイス・ハミルトン 予選=1番手
 メルセデスにとって特別なレースだから、ポールポジションを獲得できて最高にうれしい。今回は、モータースポーツ125周年、メルセデスにとってF1での200回目の出走を祝う週末なんだ。ダイムラー社の新CEOオラ(・ケレニウス氏)も迎えており、今週末はなんとしてもいい結果を出したいと思っている。

 今日フェラーリに起きたこと(注:予選で2台にトラブルが発生)は不運だった。F1全体にとっても残念な出来事だったと思う。とてもエキサイティングな予選になりそうだったのに。

 フェラーリは週末を通して速かった。彼らが走っていたら、予選終盤は、どれぐらい接戦になっていただろうね。

 Q3最初のラップはとても満足できるものだった。ターン8で少しだけロスしたけどね。

 このサーキットではグリッドがとても重要だ。だからポールからスタートできてうれしい。決勝でこの位置を守りたいね。

(Sky Sportsに語り)今朝、とても気分が悪くて、一時は今日、明日と走り切ることができるかどうか分からなかった。僕は今までレースを休んだことがないし、休みたくない。だからできるだけ隙間の時間に休んで、よく寝るようにして、マシンに乗り込んだ。

 最悪のシナリオに備えて、セカンドドライバー(エステバン・オコン)を乗せる用意もしていた。