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スパ24時間:レースは強い雨のため残り11時間強で赤旗中断に

2019年07月28日 13:21  AUTOSPORT web

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今季のスパ24時間は雨のレースとなった。
インターコンチネンタルGTチャレンジ/ブランパンGTワールドチャレンジ・ヨーロッパの一戦として開催されているトタル・スパ24時間は、スタートから12時間近くなったところで強い雨が降り、一時再開したもののフルコースイエロー~セーフティカーランが行われ、そのまま現地時間5時43分に赤旗中断となった。

 16時30分のレース開始2時間ほど前から雨が降りはじめたスパ・フランコルシャンだが、レース序盤は一時雨が止み、路面はドライコンディションに転じた。その後、22時30分頃からふたたび雨が降りはじめたが、一時強く降ったものの、その後は霧雨が続いた。

 しかし、現地時間3時20分頃からふたたび雨が大粒となり、強い雨が降る部分に差しかかったグッドスマイル・レーシング&タイプ・ムーン・レーシングの00号車メルセデスAMG GT3を駆る片岡龍也がクラッシュ。これでフルコースイエローとなった。

 その後、一度はレース再開となったが、ジョン・エドワーズがドライブしていたBMWチーム・シュニッツァーの42号車BMW M6 GT3がウォータースクリーンのなかクラッシュを喫するなど、雨の勢いは衰えをみせず、フルコースイエローからセーフティカーが1時間以上続いた後、5時43分に赤旗中断となった。

 現地は間もなく夜明けを迎えるが、雨脚は弱まっていない。赤旗中断時の首位は、GRTグラッサー・レーシングの63号車ランボルギーニ・ウラカンGT3。ワーケンホルスト・モータースポーツの34号車BMW M6 GT3が2番手、ダイナミック・モータースポーツの54号車ポルシェ911 GT3 Rが3番手。SMPレーシングの72号車フェラーリ488 GT3、ポールポジションスタートのメルセデスAMG・チーム・ブラックファルコンの4号車メルセデスAMG GT3が5番手となっている。