2019年F1ドイツGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは4番手を獲得した。
ガスリーが金曜FP2で大クラッシュを喫した後、チームはサバイバルセルを交換した。ガスリーは予選Q1、Q2、Q3をソフトタイヤでアタック、決勝をソフトでスタートする。Q1では1分12秒991をマーク、4番手でQ2に進出し、Q2では1分12秒385で3番手だった。Q3では1分12秒180をマークしたものの、トラックリミットを超えたとしてこのタイムは取り消され、予選タイムは1分12秒522となった。
予選4番手はガスリーにとって自己ベストの結果。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
ピエール・ガスリー 予選=4番手
いい予選だった。まずまずのラップを走れたし、4番手には満足だ。
昨夜メカニックたちは、マシンの修理のため長時間働いてくれた。そういう姿を見ていて本当に申し訳ない気持ちになった。だからセカンドロウを確保するという形で感謝の気持ちを示すことができてよかったと思う。
昨日僕はプッシュしている時、限界を超えてしまった。そういうことは時にはあるものだけど、今日うまく挽回することができてうれしい。明日は雨の可能性もあるし、エキサイティングな決勝になりそうだね。
僕自身に関してまだ改善しなければならない部分、もっとうまくやれるはずのことが残っている。でも物事がうまくいき始めているのはうれしい。
これから明日のことに気持ちを集中させて、レースのなかで順位を上げていくことを目指す。天気がどうなるのか、全く予測できないが、僕の出身地フランス北部は雨が多いところだから、そういう天候には慣れている。
マックス(・フェルスタッペン)のレースペースを見ると、明日のレースではいいパフォーマンスを発揮できるという自信を感じる。去年のレースのように、何が起こるかは分からないけどね。
僕らのチームは懸命に努力し、大きな進歩を果たした。オーストリアでマックスが優勝したことが大きな後押しになっている。開発はとてもうまく進んでいる。まだトップから少し遅れているが、ギャップを縮めつつあるのは間違いないよ。