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加藤浩次、謹慎当時の相方・山本圭壱とのエピソード明かす「ずっと復帰させたいと思っていた」

2019年07月28日 08:11  リアルサウンド

リアルサウンド

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 キングコングの梶原雄太(カジサック)が7月20日、自身の運営するYouTubeチャンネル・カジサックの部屋に動画を投稿。その中で、ゲスト出演した極楽とんぼ・加藤浩次が、相方の山本圭壱が謹慎していた当時のエピソードを披露した。


(参考:加藤浩次、「カジサックの部屋」で岡村隆史を語る 「とんでもなく格好いいと思う」


 2006年に不祥事を起こし、吉本興業から専属マネジメント契約を通告された山本。2016年に吉本への復帰を果たすまで、10年以上もの歳月が流れていたわけだが、その間、加藤が山本とどのようなかかわりを持っていたのかが明かされた。


 山本がやってしまったことを重く受け止めながらも、どこかで「可哀想だなと思う部分がすごくあった」という加藤は、「このまま山本が終わってしまっては可哀想すぎるという気持ちがあって、ずっと(芸能界に)戻してあげたいと考えていた」と告白。そのため、折に触れて山本の現状をチェックしていたという。


 ある時、山本から「海のごみ拾いをしている」という報告を受けた加藤は「おっ、いいじゃん! それ以外の時間は?」と質問。すると、「サーフィンをやってる」という答えが返ってきて、「ん? サーフィン?」と、思わず首をひねったのだとか。山本によると、サーフィンはインストラクターの免許を取り、子どもたちに教えるという正当な理由があって取り組んでいるとのことだったのだが、加藤から見ると、ロン毛で楽しそうにサーフィンに興じている相方が、到底世間から許してもらえるように思えなかったという。


 その後山本は、肉巻きおにぎり専門店『肉だわら』で働くことに。そこで彼が「肉俵権左衛門」というマスコットキャラクターに扮することを知った加藤は、「ちょっと面白くないそれ? 謹慎なのに、面白すぎねーかってなったわけよ」と、違和感を覚えたと明かす。「悪い目線で取れば、ロン毛でサーフィンやってる。で、肉俵権左衛門ってキャラクターに急になり出した。しかも、なんか着ぐるみみたいなのを作るとか言い出して」と振り返りつつ、「それはマズイと。そういうのが積み重なると、なかなか復帰は難しい。会社としても反省してないだろってことになるわけ」とその行く末を案じていたようだ。


 そんな相方を見るに見かねて、お寺で働くことを提案したという加藤。「みんながわかる形というか。『ヤラシイよ、そんなの』っていう人もいるかもしれないけど、やっぱり大変だから、お寺で働くっていうのは。それを1年間ちゃんと頑張っていったら、そしたら何か形が見えてくるよって。そしたら山本が『行く』ってなった」と振り返る。


 聞き手を務めていた梶原が「じゃあ、加藤さんがその道を作ってあげなければ、いまだに肉俵権左衛門の状態だったと言っても過言ではないですね」と言うと、加藤は「キャラクターがうまいこといって、キャラクター商品としてすげー売れてるかも。着ぐるみかぶって。変な動きするの上手いからね、あの人(笑)」と冗談を飛ばしていた。


(こじへい)