同国出身のスタードライバーが多数参戦し、南米大陸ブラジルで最大の人気を誇るツーリングカー選手権、SCBストックカー・ブラジルの第5戦がサンタ・クルス・ド・スルで開催され、レース1はフリオ・カンポス(Prati-Donaduzzi Racing)が2019年シーズン初優勝。そしてアクシデント満載のレース2では、リカルド・マウリシオ(Eurofarma RC)が勝利を飾るとともに、フル参戦2年目のネルソン・ピケJr.(Texaco Full Time Sports)が今季初の3位表彰台を獲得した。
セラに続いてShell V-Power Racing、アッティラ・アブレウが3位表彰台に立ち、マックス・ウィルソン(RCM Motorsport)、元F1ドライバーのリカルド・ゾンタ(Shell V-Power Racing)のトップ5に。10位ルーカス・フォレスティ(Vogel Motorsports)、9位ルーベンス・バリチェロ(Full Time Sports)が21日(日)のレース2に向け、リバースグリッドのフロントロウを手にすることとなった。
その日曜、27周の決勝レース2はスタートから波乱満載の展開となり、オープニングで7台のマシンが絡むアクシデントが発生。このマルチクラッシュでマルコス・ゴメス(KTF Sports)、ブルーノ・バプティスタ(RCM Motorsport)、ラファエル鈴木(Hot Car Competições)、マルセル・コレッタ(Cimed Racing)、アラン・コデール(Blau Motor Sports)、そしてアブレウが巻き込まれて戦列を去り、遅れてスピンを喫したセザール・ラモス(Blau Motor Sports)が、女性ドライバーのビア・フィゲレイド(Ipiranga Racing)のマシンに激しくヒット。これらの事故処理に向けセーフティカー(SC)が導入される。