野原ホールディングスは7月25日、「若手社員が望むオフィススペース」に関するアンケート結果を発表した。調査は今年7月にネット上で実施し、20~30代のオフィスで働く男女1114人から回答を得た。
働く上で重要だと思うことを聞くと、最も多かったのが「コミュニケーション力」(48.6%)。次いで「信頼関係」(18.9%)、「チームワーク」(13.3%)、「モチベーション」(10.5%)、「責任感」(7.9%)と続いた。
半数が「コミュニケーションスペースがオシャレだと会社の雰囲気がよくなると思う」
同社は、「円滑にビジネスを進めていくには、良好な社内コミュニケーションが欠かせない」として、社員同士のコミュニケーションの活発化は業務効率化や生産性向上、離職率低下なども期待できるとしている。
約8割の人が「社内環境でコミュニケ―ションを取るスペースは重要」と回答。しかし、オフィスのコミュニケーションスペースについては、「理想的ではない」(57.8%)が過半数となった。なお、おしゃれなオフィスで働きたいと回答した人は73.1%にのぼる。
コミュニケーションスペースがオシャレだとどのような効果があると思うかを聞くと、「会社の雰囲気が良くなる」(50.2%)が最多。次いで、「モチベーションアップにつながる」(20.4%)、「人に自慢したくなる」(10.8%)、「ここで働いていることに誇りを持てる」(10.7%)、「クリエイティブ思考が高まる」(5.3%)と続く。
また、どのような会議室や執務室を使用したいかを聞くと、「コミュニケーションが取りやすい明るい空間」(会議室48.3%、執務室38.5%)が最多となった。