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『フジロック’19』ライブ配信の注目ポイントは? タイムテーブルもついに公開!

2019年07月26日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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 いよいよ明日から7月26日、27日、28日と開催される『FUJI ROCK FESTIVAL ’19』(以下、フジロック)。昨年に続き、公式YouTubeライブ配信は今年も実施される。


(参考:『フジロック』YouTube配信、『新体感ライブ』、『Uplive』……躍進するライブ配信サービスに注目


 ライブ中継は、GREEN STAGE、WHITE STAGE、RED MARQUEE、FIELD OF HEAVENの4つのステージで行われるアーティストパフォーマンスの一部、および出演アーティストからのメッセージ他インタビュー動画など、現地苗場の模様を全世界に向けて配信。配信アーティストのラインナップは下記の通りだ。


・7月26日
GREEN STAGE
Anne-Marie
Janelle Monáe
ROUTE 17 Rock’n’Roll ORCHESTRA


WHITE STAGE
Gary Clark Jr.
King Gizzard & The Lizard Wizard
七尾旅人
Tycho


RED MARQUEE
Mitski
ORIGINAL LOVE
Sabrina Claudio
Shame
Toro Y Moi


FIELD OF HEAVEN
The Lumineers
中村佳穂
OAU (OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND)
ソウル・フラワー・ユニオン
The Waterboys


・7月27日


GREEN STAGE
Sia
American Football
ASIAN KUNG-FU GENERATION
CAKE
銀杏BOYZ
Martin Garrix


WHITE STAGE
Death Cab for Cutie
クラムボン
Courtney Barnett
GEZAN
Unknown Mortal Orchestra


RED MARQUEE
Daniel Caesar
DYGL
Jay Som
落日飛車(Sunset Rollercoaster)
Tempalay
ずっと真夜中でいいのに。


FIELD OF HEAVEN
EGO-WRAPPIN’
George Porter Jr. & Friends
キセル


7月28日
GREEN STAGE
The Cure
Hanggai
Hiatus Kaiyote
Jason Mraz
never young beach
Superfly


WHITE STAGE
James Blake
Vince Staples
Interactivo
KOHH
SANABAGUN.


RED MARQUEE
平沢進+会人(EJIN)
CHON
ドミコ
Phony Ppl
スカート
Stella Donnelly
TENDRE


FIELD OF HEAVEN
KHRUANGBIN
THE PARADISE BANGKOK MOLAM INTERNATIONAL BAND
竹原ピストル
toe


 1日目はヘッドライナーであるThe Chemical Brothersの配信が予定されていないのは残念だが、先日の単独公演も大好評に終わったJanelle Monáe、日本にもファンの多いMitski、昨年のデビューアルバム『Freudian』がグラミー賞にもノミネートされたDaniel Caesar、LIQUIDROOMでの単独ライブが異様な盛り上がりを見せた中村佳穂に注目。27日は、ヘッドライナーのSiaや、初のフジロック出演となる銀杏BOYZ、ライブシーンで絶大な支持を集めるGEZANのほか、CAKE、American Footballといった海外ロックバンド勢も見逃せない。


 最終日の28日は、ヘッドライナーのThe Cure、各自のプレイングの巧さを堪能できるHiatus Kaiyote、今年GREEN STAGEに立つ日本人アーティスト最若手のnever young beach、WHITE STAGEのトリに帰ってきたJames Blake、2017年リリースのアルバムが世界的に注目を集めたVince Staples、いまや世界にその活動の幅を広げているラッパーのKOHHなど、刺激的なラインナップが揃っている。


 配信については、昨年同様YouTubeチャンネルで行われるほか、今年はソフトバンクによる5Gの実証実験を兼ねた様々な試みも。会場に行けない音楽ファンも、フジロックを存分に楽しめるアプリ『FUJI ROCK’19 EXPerience by SoftBank 5G』を使えば、CGで再現したフジロックの会場を歩き回ることができる“バーチャルフジロック”を体験できる。


 また、東京・六本木で開催されている「テレビ朝日・六本木ヒルズ夏祭り SUMMER STATION」のソフトバンクブースの5Gデモ体験コーナーでは、フジロックYouTube公式チャンネルがライブ配信する映像を、VRヘッドセットを装着することによるVR空間で視聴することが可能だ。


 そして、今年から新たにリリースされた公式アプリ『FUJI ROCK’19 by SoftBank 5G』にも注目したい。このアプリは実際にフジロックへ足を運んでいるユーザーに向けて作られたもので、タイムテーブル確認+マイタイムテーブル作成機能や、飲食店の情報が掲載されているほか、「MAP」を使って現在地と周辺地図が確認可能。極め付けは「5G LIVE CAM」という5Gを利用した新たな機能で、これを使えば各ステージの混雑状況がほぼリアルタイムでアプリ上に映し出されるのだという。こちらに関しては、当日どれだけのパフォーマンスを果たしたか、といった状況なども含め、追ってレポート記事を掲載予定だ(参考:https://www.softbank.jp/sbnews/entry/20190711_01)。


 苗場のフジロッカーも、昨年から誕生した“自宅フジロッカー”も、より質の高いライブ体験を楽しめるようになっているこれらの取り組み。ぜひ現場・配信に参加する予定の人は、以上のことを踏まえてフジロックを満喫してほしい。


(編集部)