2つの世代のウィル・スミスを可能にした革新的技術が明らかに　『ジェミニマン』特別映像公開

　ウィル・スミス主演映画『ジェミニマン』の特別映像が公開された。

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　『ライフ・オブ・パイ／トラと漂流した227日』のアン・リー監督が手がけた本作は、『メン・イン・ブラック』シリーズや『アラジン』のスミスが主演の近未来アクションエンターテインメント。スミス演じる伝説的暗殺者のヘンリーはミッションを遂行中、自分の動きを全て把握し、神出鬼没で絶対に殺せない最強のターゲットの正体が、自身の若きクローンであるという驚愕の事実を知ることになる。

　今回公開された特別映像では、撮影現場のメイキング風景が映し出されており、最先端の3D技術による、スミス演じる若きクローン・ジュニアができあがるまでの工程も確認できる。

　スミスはヘンリーと彼を殺すために送り込まれた20代のクローン・ジュニアの1人2役という、2つの世代を演じ分けている。自身のキャリアの中でも最もハードルの高い役柄とも語っていたスミスだが、「これまで俳優として培った経験のおかげで、2つの世代を演じ分けることができた。23歳の頃ではジュニアは演じることができなかった」とコメントしている。

　製作のジェリー・ブラッカイマーは、スミスを支えた最新技術について、「私たちが開発した技術は、アン・リー監督が長年求めていたもの。他のどの監督もやろうとしなかったことに挑戦している」と語り、リー監督も「この2人のウィル・スミスは誰も見たことのないものだ」とコメントしている。

　スミスは「テクノロジーのおかげで凄まじい映像が実現している。この作品は映画製作も映画の見方も変えてしまうものになるだろう」と自信を口にしている。　（文＝リアルサウンド編集部）