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オークランドを舞台に保護観察期間残り3日を切り抜ける 『ブラインドスポッティング』 予告編

2019年07月24日 08:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『ブラインドスポッティング』(c)2018 OAKLAND MOVING PICTURES LLC ALL RIGHTS RESERVED

 8月30日公開の映画『ブラインドスポッティング』より、予告編とメインビジュアルが公開された。


参考:動画はこちらから


 本作は、ヒスパニック系白人のスポークン・ワード・アーティスト、教育者、舞台脚本家であるラファエル・カザルと、ブロードウェイミュージカル『ハミルトン』で脚光を浴びトニー賞を受賞した、黒人ラッパー兼俳優のダヴィード・ディグスが脚本・主演を務めた友情物語。


 オークランドが地元である黒人のコリン(ダヴィード・ディグス)は、保護観察期間中で、残り3日間を無事に乗り切らなければならなかった。そんなコリンと、幼なじみで問題児の白人マイルズ(ラファエル・カザル)の2人は、引越し業者として働いている。ある日、帰宅中のコリンは突然車の前に現れた黒人男性が白人警官に追われ、背後から撃たれるのを目撃する。発砲現場を目撃したことをきっかけに、コリンとマイルズは互いのアイデンティティや、急激に高級化する生まれ育った地元の変化などの現実を突きつけられ、2人の関係が試されることとなる。コリンは残り3日間耐えれば自由の身として新しい人生をやり直せるのだが、問題児マイルズの予期できぬ行動がそのチャンスを脅かす。オークランド育ちの親友2人の間にある、見えない壁を次第にさらけ出す。


 なお本作は、バラク・オバマ前アメリカ合衆国大統領が、『ROMA/ローマ』『ブラックパンサー』『ブラック・クランズマン』と並び、2018年のベストムービーに選出した作品としても注目を集めた。


 今回公開された予告編では、オークランドの危険な街並みを背景に、真面目に保護観察期間残り3日を乗り切ろうとするコリンと、そんな心配をものともせず、自由奔放に過ごすマイルズの姿や、コリンが黒人男性が白人警官に背後から発砲される現場を目撃してしまうシーンが描かれている。 (文=リアルサウンド編集部)