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レッドブルF1代表、“シーズン5勝”にこだわらず。「具体的な目標は定めず、1戦ごとに最善を尽くすだけ」

2019年07月24日 08:01  AUTOSPORT web

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2019年F1第10戦イギリスGP日曜 マックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)にシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続く
レッドブル・ホンダは2019年F1第9戦オーストリアGPでシーズン初勝利を手にしたが、チーム代表クリスチャン・ホーナーは、今シーズン中のさらなる優勝に関し、具体的な目標は定めていないと語っている。

 今年スタートしたレッドブルとホンダのパートナーシップはうまく機能しており、9戦目にしてマックス・フェルスタッペンにより勝利を達成した。ホンダにとっては2015年のF1復帰以降初、2006年8月のハンガリーGP以来13年ぶりの優勝だった。

 レッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコは2019年シーズン中に5勝を挙げることを目指すと発言している。一方、ホーナー代表は、現実的に今シーズン中に何勝できると思うかと聞かれた際に、具体的な数字を挙げることを控えた。

「未来を占う水晶玉などないので、予測はできない」とホーナーが語ったとCrash.netが報じた。

「(オーストリアでの今季)初優勝は我々チームとホンダにとって大きな成果であり、重要な節目となる出来事だった。だが、我々チームは、1戦1戦で最大の結果を出すことを目指すというアプローチをとっている」

「オーストリアでも、週末を前に勝てるという予想をしていたわけではない。今シーズン最後まで、1戦1戦をそういうアプローチで戦っていく」

「それが結果的にどういうリザルトに結びつくのかは、シーズンを終える時に分かるだろう。ヘルムートは楽観的に考えており、それに向けて押し進んでいる。それは素晴らしいことだ」

「チームとしては、それよりも1戦1戦をしっかりこなしていくというスタンスである。だがもちろん、今シーズン中にできるだけ多くの勝利を挙げるべく、努力をしていく」

 ホーナーは、ホンダと提携して初のシーズンにおいて、序盤9戦のなかで優勝1回と3位2回を獲得したことは予想以上の結果であると認めているが、コンスタントにトップで戦うために、さらなる向上が必要であるとも述べている。