2019年07月23日 11:32 gooランキング
1位は「具に」!
具材、道具、器具、寝具といった単語でよく見掛ける「具」。音読みは「グ」であり、読み慣れた訓読みは「そな(わる)・そな(える)」など。「必要なものをそろえる」といった意味を持つ漢字です。日々目にする漢字なだけに、読めると思っている人が多いようです。しかし「具に」と書かれた瞬間、想像していた訓読みが当てはまらないことに気付き、焦った人が多数。実は訓読みで「そな(わる)・そな(える)」の他に「つぶさ(に)」とも読みます。「細かく・詳しく」という意味を持つ「つぶさ(に)」が読めなかった人が多く、1位となりました。2位は「準える」!
基準、水準、準備といった単語でよく見掛ける「準」。音読みは「ジュン」。「物事をはかるよりどころ」という意味を持つ漢字です。毎日のように見掛ける漢字であるだけに、親しみを感じる人も多いのではないでしょうか。しかし訓読みを知らない人が意外と多いよう。準備という漢字のイメージが強いことから、「準える」と書いて「そな(える)」と誤って読んでいる人も多数。正しくは「なぞら(える)」と読みます。勘違いしていたという人が多く、2位となりました。3位は「論う」!
世論、持論、正論といった単語でよく見掛ける「論」。音読みは「ロン」。「物事の道理をのべる」という意味を持つ漢字です。こちらもよく目につく漢字ではありますが、音読みで使用している人がほとんど。訓読みは知らないという人が多い結果に。訓読みでは「あげつら(う)」と読みます。普段の生活で「あげつらう」という単語を使う機会があまりないことから、読めなかったという人が多数。3位となりました。