2021年前半のスタートが予定されている電動SUVシリーズ『エクストリームE』のオフィシャルアンバサダーに6度のWRC世界ラリー選手権王者であるセバスチャン・オジエが加わった。
エクストリームEは電動フォーミュラで争われるABBフォーミュラE選手権を立ち上げたアレハンドロ・アガグなどが中心となって立ち上げるもの。専用開発された電動SUVで北極やヒマラヤ、サハラ砂漠といった過酷な自然環境を舞台にレースが行われる。
6度のWRC覇者で、2019年もシトロエンからシリーズに参戦しているオジエは、そんなエクストリームEに参画。スポーティングレギュレーションとテクニカルレギュレーションの両面でアドバイスを行うほか、プロトタイプ電動SUVマシン『Odyssey 21(オデッセイ21)』のテストドライブなども行う予定だ。
「エクストリームEというユニークなチャンピオンシップに関われることを嬉しく思う」とオジエ。
「唯一無二のチャンピオンシップに対して強い情熱を抱いているし、何が待ち受けているか楽しみなんだ」
「先日、グッドウット・フェスティバルでマシン(オデッセイ21)を初めて見たんだ。素晴らしいクルマだと思ったし、チームとともに働くのが待ち遠しいね」
「エクストリームEは1対1でコースを走る“ヘッド・トゥ・ヘッド”形式で争われる。このフォーマットはファンに興奮をもたらすんだ。今後、僕はオーガナイザーやシリーズパートナーと協力して、シリーズがファンとドライバーに最高の経験をもたらす存在になるように全力を尽くす」