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関口雄飛「思い出深いチームでまた走れることに感謝」鈴鹿10時間総合優勝を目指す

2019年07月19日 17:41  AUTOSPORT web

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2019年のスーパーGT第3戦鈴鹿でGT500のポールポジションを獲得した関口雄飛(au TOM’S LC500)
7月19日、JLOCから『第48回サマーエンデュランス「BH オークション SMBC 鈴鹿10時間 耐久レース」』に参戦することが発表された関口雄飛が、ひさびさのチーム復帰への思いとともに、レースでの総合優勝を目指すべくコメントを残した。

 関口は8月22~25日に鈴鹿サーキットで開催される鈴鹿10時間に向けて、JLOCに加入。小暮卓史、元嶋佑弥というふたりとともに、ランボルギーニ・ウラカンGT3で参戦することになった。世界各国から強豪チームが参戦する鈴鹿10時間に向け、日本が誇る速さをもつ3人が組む体制はファンのみならず魅力的なものと言えるだろう。

 そんな関口にとって、JLOCは古巣。2010~11年にチームに所属しており、GT300クラスを戦った経験がある。関口の鈴鹿10時間参戦に向けたコメントも、そんなチームへの感謝から始まった。

「ヨーロッパから帰国し、自動車メーカーのサポートなく活動していた2010年、自分に声をかけて下さったJLOCの則竹功雄会長から今回、ふたたび声を掛けていただきとても嬉しく思います」と関口。

「2010年シーズンから2年間在籍したJLOCで出会った偉大な先輩ドライバーたち──井入宏之選手、織戸学選手、青木孝行選手、余郷敦選手、古谷直広選手、山西康司選手、細川慎弥選手、黒澤翼選手、坂本祐也選手から多くのことを学び、自分のドライビングスタイルに取り入れました。今のレーシングドライバー関口雄飛を作ったともいえる、自分にとってはなくてはならない貴重な2年間でした」

「この思い出深い則武会長のチームでまた走れることに感謝し、レースで総合優勝できるように小暮、元嶋選手と力を合わせて頑張りますので応援よろしくお願い致します」

 ふだんスーパーGTではGT500クラス、そしてスーパーフォーミュラと日本のトップカテゴリーで戦う関口。成長した姿を世界の強豪相手にどう示すのか、楽しみなところだ。