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鈴鹿8耐:Team KAGAYAMAの浦本修充が欠場に。新たに2名のライダーを起用

2019年07月19日 06:11  AUTOSPORT web

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鈴鹿8耐に参戦するTK SUZUKI BLUE MAX。マシンは SUZUKI GSX-R1000 L8。
鈴鹿サーキットで7月25日~28日に開催される2018-2019 FIM 世界耐久選手権(EWC)最終戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第42回大会に参戦するTK SUZUKI BLUE MAXは、7月17日に出場ライダーの変更を発表した。

 加賀山就臣がオーナーを務めるTeam KAGAYAMAは、2019年からチーム名をTK SUZUKI BLUE MAXと変えて全日本ロードレース選手権に参戦。鈴鹿8耐にも同チーム名で出場する。

 TK SUZUKI BLUE MAXは当初、津田拓也と浦本修充の2名で挑戦する予定となっていた。しかし、浦本が現在参戦しているスペイン選手権スーパーバイククラスの第4戦が鈴鹿8耐のウイークと重なっているため、浦本は欠場することになり、新たに2名のライダーを迎えることになった。

 第2ライダーに抜擢されたのはアズラン・シャー・カマルザマン。カマルザマンは35歳のマレーシア人ライダーで、MotoGPのMoto2クラスに参戦した経験を持ち、アジア選手権ではスーパースポーツ600で2度チャンピオンに輝いている。2017年にはKawasaki Team GREENの第3ライダーとして鈴鹿8耐に参戦した。

 スズキのマシンで鈴鹿8耐に参戦することになったアズランは次のようにコメント。

「鈴鹿はとても好きなサーキットだ。これまで参戦してきた鈴鹿8耐には良い思い出しかないよ。今回も良い成績を残したい」

 第3ライダーにはフランス人ライダーで、2017年の鈴鹿8耐にエヴァンゲリオンレーシングから参戦したグレゴリー・ルブランを起用する。ルブランは「このチームのライダーとして鈴鹿8耐に参戦できることは大変光栄なことだ。常に100%を出して、チームとファンのために頑張るよ」と意気込んだ。

 2019年は津田、カマルザマン、ルブランの3名で過去3年遠ざかっている表彰台獲得に挑戦する。