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池袋暴走事故「できるだけ厳罰を」妻子を亡くした男性、署名活動はじめる

2019年07月18日 18:01  弁護士ドットコム

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東京・池袋で暴走した自動車にはねられ、母親と3歳の女の子が死亡した事故の発生から19日で3カ月になるのを前に、遺族の松永さん(32)が7月18日、東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見を開き、厳罰を求める署名活動を始めると明らかにした。


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松永さんは「今後二人のような被害者と私たちのようなつらい思いをする遺族がいなくなるように、できるだけ重い罪での起訴と厳罰を望んでいます」と訴えた。



●松永さん「愛する二人との日常が幸せでした」

松永さんは昨年の父の日に、妻の真菜さんと長女莉子ちゃんからサプライズで祝われた場面の動画を公開した。



松永さんが会社から帰宅すると、玄関で待っていた莉子ちゃんが似顔絵を手渡す様子などがうつっている。松永さんは何度も「ありがとう、嬉しいな」と繰り返し、莉子ちゃんと抱きしめ合った。





松永さんは「愛する二人とのこのような日常が幸せでした。交通事故は、他の誰かのこのような日常を奪うもの。ハンドルを握る時は、身近な人に向ける愛を車の外側にも向けて安全運転をしてほしい」と話した。



●署名活動は郵送と街頭で

署名活動を始めたきっかけについては「重大な事故に関して、然るべき罪で処罰を受けることも、再発防止に繋がるのではないかと思うようになった」と説明。松永さんのブログから署名用紙をダウンロードして送る郵送形式と街頭の2種類で行う。



街頭での署名活動は8月3日(土)10時から16時ごろまで、池袋駅東口から徒歩5分の南池袋公園(東京都豊島区)で行う予定。



署名用紙は松永さんのブログ「東池袋自動車暴走死傷事故 遺族のブログ」(https://ameblo.jp/ma-nariko)からダウンロードできる。