国際モーターサイクリズム連盟(FIM)とユーロスポーツは7月18日、FIM世界耐久選手権(EWC)の2019/20年シーズン暫定カレンダーを発表。最終戦となる鈴鹿8時間耐久ロードレースの決勝日は例年よりも1週早い7月19日の開催となった。
2019/20年シーズンのEWCは2019年9月に開催するボルドール24時間で開幕し、2020年7月の鈴鹿8時間耐久ロードレースまでの全5戦で構成される。2018/19年シーズンに開催されたスロバキア8時間がなくなり、新たにセパン8時間が第2戦として加わった。
セパン8時間は、2020年の最終戦鈴鹿8耐の予選ラウンドとなることがアナウンスされており、レースフォーマットは鈴鹿8耐と同じく予選、TOP10トライアル、決勝という流れで開催される。
最終戦の鈴鹿8耐は、2020年の東京オリンピック開催に伴い、7月下旬から7月中旬の開催に変更となった。この期間の開催は今回限りのスケジュールとなるようだ。
カレンダーの発表と合わせて、モビリティランドの田中薫代表取締役社長は次のようにコメントを発表している。
「42年の歴史を誇る“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレースは、いまや世界耐久選手権の最終ラウンドとして定着し毎年7月の最終日曜日に行われてきました」
「2020年につきましては、東京オリンピック・パラリンピック開催に伴い、7月19日決勝レース開催とさせていただくことになりました。オリンピックを間近に控える日本で、世界に注目されるエキサイティングな真夏の決戦にご期待ください」
発表された2019/20年シーズンのEWC暫定カレンダーは以下の通りだ。
■2019-2020 FIM世界耐久選手権(EWC)暫定カレンダー
RdDayRace/Country12019年9月21-22日ボルドール24時間/フランス22019年12月14日※セパン8時間/マレーシア32020年4月18-19日ル・マン24時間/フランス42020年6月6日※オッシャースレーベン8時間/ドイツ52020年7月19日鈴鹿8時間耐久ロードレース/日本※の決勝日は土曜日