『BanG Dream!』(バンドリ!)発のリアルバンド・RAISE A SUILEN(レイズ ア スイレン)が、7月13日~14日に兵庫・神戸ワールド記念ホールにて単独ライブ「Heaven and Earth」を開催した。
DAY1のライブは、「A DECLARATION OF ×××」の始まりを告げるスネアとタムの爆音でスタート。白とラメを基調にした衣装をまとった5人は、ラウドスピーカーを模したデザインのステージ上からレーザー光があふれる中で、続けて「R・I・O・T」、「UNSTOPPABLE」をたたみ掛けていく。
さらには完全初披露のカバー曲となる「激動」もプレイ。思いがけない演出に、観客のボルテージも早くも最高潮に達した。
3人はステージでの再会を祝うように、THE THIRD(仮)が活動開始するきっかけになった「Are you ready to FIGHT」をプレイ。
さらに大塚がセンターステージに歩みを進めながら「ポピパらしさってなんだろう」とこぼすと、作中でたえが使用していた青のギターで「ナカナ イナ カナイ」のイントロを弾き始め、アニメ『BanG Dream! 2nd Season』7話の再現へと突入する。
アニメ7話の映像が流れるなか、レイヤ&たえとシンクロしていくRaychellと大塚の姿に、客席からはすすり泣く声も聞こえていた。そしてRASと大塚は最後に「R・I・O・T」をコラボレーション。アニメでは観られなかった“if”をリアルのステージで、最高の形で体現してくれた。
再び5人になり、RASの楽曲をマッシュアップしたサウンドが大音量で流れると、ここでなんと完全初披露の新曲「DRIVE US CRAZY」をドロップ。「DRIVE US CRAZY」はTHE THIRD(仮)から始まったRASが、常に積み重ねてきた「強さ」と「カッコよさ」をさらにアップデートするハードチューンだ。
そのパフォーマンスで、RASが現在進行系で成長中であることを証明してみせ、最後は「Invincible Fighter」、「EXPOSE “Burn out!!!”」で決めてフィナーレを迎えた。
その後、Raychellと夏芽のふたりになったところでDAY1と同じく大塚紗英が合流。「Are you ready to FIGHT」、アニメ『BanG Dream! 2nd Season』7話の再現となる「ナカナ イナ カナイ」で観客を魅了する。
また「R・I・O・T」は、DAY1と比べると少し緊張もほぐれたのか、大塚らしさも強く押し出されたテイクに。ギターソロや小原とのツインプレイでは、DAY1とはまた違った味付けをしながら楽しそうにギターをかき鳴らした。
もちろんRASはクライマックスもギアを緩めることなく駆け抜けていく。「Takin' my Heart」を皮切りに「Glee! Glee! Glee!」、「Y.O.L.O!!!!!」と続けると、すでにコールも生まれこれからライブの定番曲になっていくであろう「DRIVE US CRAZY」を披露し、最後は「A DECLARATION OF ×××」で締めくくる。