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ブラック企業のパワハラ上司「反社組織の名前を出して脅迫」「言うことを聞かないから評価が上がらないんだ!」

2019年07月17日 07:10  キャリコネニュース

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ブラック企業には、人の尊厳もお構いなしな上司もいる。キャリコネニュース読者から寄せられた「他人事でも許せないと思えるパワハラ」体験談を紹介する。

管理・事務職の30代女性は、自分より強者にゴマをすり、弱者を蔑む上司に、辛酸を舐めた。上司は「弱い者には物凄く強いくせに上に向かっては『お鞄お持ちしましょう』という」タイプだったという。

「『歩き方が気に入らない』と仕事に直接関係ないことを言われた。 全社員のいる朝礼の時に名指しで些細なことを大げさに悪く言われたこともありました」

そんな上司のあらぬ疑いにより、濡れ衣を着せられたこともある。客から預かったものを紛失した事件があったとき、上司は理由なしに女性のせいにした。

「結局、徹夜で探したけど見つからず。後日、客の勘違いでしっかり返却されていたことが判明したが、一切詫びはありませんでした」

「部下に『クズ共』と罵声を浴びせ、しまいには紙やらペンなどを投げつけてくる」

技術職の40代男性は、過去の職場に「暴力団等の反社会的組織の名前を出し脅迫する上司がいた」という。さらに、現場作業以外の時間外業務は残業と認められず、100時間を越えても残業手当てが支払われないこともあった。

1000人規模の医療機器メーカーで働く30代男性は、トップダウンすぎる職場で今もパワハラに苦しめられている。部長の意見に合わない部下には、「お前は言う事聞かないから評価されないんだ!」と容赦なく人格を否定してくる。

「ただでさえ社員のモチベーションが下がる中、営業成績が上がらないと拍車は増して地獄絵図です。つい最近も所員が顧客への訪問件数が下がり始めると、部長が営業所に来て『クズ共』と罵声を浴びせ、しまいには紙やらペンなどを投げつけていました」

「有休を取ろうとしたら誰も居ないところで待ち伏せされて『非常識』と怒鳴られた」

管理・事務職で働く30代女性は、年下の上司に「使えねぇ」「臭い」「おばさんのくせに」等の暴言を浴びせられている。

「仕事で分からないことがあって聞こうとしても『忙しい』と怒鳴られ、コーヒーを飲みだしたり、爪を切りはじめたりする始末でした」

年下上司のパワハラはそれだけにとどまらない。

「どんな理由でも有給を取れる人がいる一方、体調不良で上司に有給を申請したら机を蹴りながら怒鳴られた。 翌日には、誰も居ないところで待ち伏せされて『非常識』とさらに怒鳴られた」

管理・事務職での勤務経験がある20代男性は、度重なる休日出勤により「所定105日の年間休日が30日だった」と振り返る。残業時間は年間平均130時間で、多い月が235時間。 8人中5人の同期入社は3年以内に退職。残った3人の内1人は統合失調症となった。

「嫁が泣きながら『お願いだからもう仕事やめて』とすがり付いてくることもありました。会社は私が入社6年目で会社は倒産しました」

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