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クイックシルバーがサーフィン日本代表「波乗りジャパン」公式ウェアを製作、美術家の野老朝雄とコラボ

2019年07月16日 19:52  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

(左から)大野修聖選手、伊藤李安琉選手、野老朝雄、平原颯馬選手、上山キアヌ久里朱選手 Image by: FASHIONSNAP.COM
「クイックシルバー(Quiksilver)」が、オフィシャルサプライヤー契約を締結しているサーフィン日本代表チーム「波乗りジャパン」の2020年のオフィシャルウェアとして、美術家の野老朝雄(TOKOLO)とコラボレーションしたコレクションを発表した。
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 野老は、自身のアイコニックな幾何学模様の手法で波のうねりを表現したグラフィックと、山に着想した三角形とチューブ状の波の形を組み合わせたロゴをデザイン。また、古くから日本で「勝ち色」として親しまれてきた藍色をメインカラーに採用した。アイテムは、選手たちのユニフォームのレプリカである「TECHNOLOGY LINE」と、環境に配慮した素材を使用した「ECO FRIENDLY」の2ラインを展開する。
 TECHNOLOGY LINEでは、長時間の移動時や寒暖の差が激しい地域間の移動が多い選手たちの体調管理を考慮し、NASAで採用されている温度調節機能素材「アウトラスト®︎」を使用。パッカブル仕様のダウンベスト(2万4,900円)やフード付きアウター(2万3,900円)、コーチジャケット(1万9,900円)のほか、タンクトップ(6,900円)やショーツ(1万3,900円)といったインナー類などをラインナップする。
 ECO FRIENDLYには、アパカの葉の繊維から作った紙を撚った紙糸で製作した生地を採用。選手たちのリラックスウェアとして、オープンカラーシャツ(1万5,900円)やTシャツ(7,900円)、ボンバージャケット(2万9,900円)、パンツ(1万7,900円)、キャップ(6,900円/すべて税別)を展開する。
 7月16日の今日開催した発表会には、デザインを担当した野老のほか、波乗りジャパンのアスリートである大野修聖選手や上山キアヌ久里朱選手、平原颯馬選手、伊藤李安琉選手が登壇。大野選手は「野老さんのデザインには、選手と観客を繋ぐという思いが込められていて、とても素敵だと思った」とコメントした。商品の販売は2020年3月を予定。
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