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東京一人暮らし学生の仕送り額、平均9万5000円 23区で一番お金がかかるのは品川区?

2019年07月16日 18:30  キャリコネニュース

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LeoSophiaが運営するカードローン情報サイト「カードローンの巨匠」は7月16日、東京一人暮らし学生の仕送りに関する調査結果を発表した。調査は今年6月にネット上で実施し、東京の大学・専門学校に通う子どもをもつ150世帯から回答を得た。

東京の大学・専門学校に通う子どもへの仕送り額の平均は約9万5000円となった。仕送り額で最も多いのは「4~6万円」「8~10万円」(同率22%)と二極化した。次いで「10~13万円」(14%)、「6~8万円」(13%)、「13~15万円」(9%)と続き、「0%」も8%いた。一方、「20万円以上」は2%となった。

全国大学生活協同組合連合会の2016年の調べによると、全国大学生の平均仕送り額は7万円前後。東京で一人暮らしをしている子どもの仕送り額は、全国平均より高いことが分かる。

平均仕送り額、男子学生8万4000円、女子学生11万円

世帯年収別に平均仕送り額を見ると、「1500万円以上」(12万円)、「1000~1500万円」(10万円)が10万円以上となるが、次に多かったのが「350~500万円」(8万円)だった。以降、「500~700万円」「700~1000万円」(6万円)、「200~350万円」(4万円)となる。

平均仕送り額を男女別に見ると、男子学生は8万4000円、女子学生は11万円。学校分類別で見ると、「公立大学」(15万8000円)が最も多く、「私立大学」(9万2600円)、「国立大学」(8万9000円)、「専門学校」(8万円)と続く。

公立大学に通う子どもを持つ親からは、「勉強に集中できるようにアルバイトを極力させたくないから」「入学間もないので多めに設定。アルバイトを始めたら減らす」など、子どもの負担を減らしたい、バイトが安定するまでのつなぎと多めに渡していることがわかった。

一方、国立大学通う子どもへの仕送り額について、調査元は「『光熱費や食費に困らない程度に』を基準にしている方が多数」とコメントしている。

仕送り額10万円以上は、品川区・葛飾区・墨田区・板橋区・新宿区

学年別だと、1年生は8万2400円、2年生は11万5000円、3年生は9万5000円、4年生は7万6400円となった。住まい別に見ると、「マンション」が最も高く12万円で、以降「学生寮」(8万7000円)、「アパート」(8万5000円)と続く。

居住区(中央区・港区・荒川区・足立区・江戸川区を除く)別では、最も高かったのが「品川区」(19万円)で、「葛飾区」(13万円)、「墨田区」「板橋区」(12万円)、「新宿区」(11万円)と続く。

以降、「文京区」「台東区」「中野区」「江東区」「目黒区」「大田区」(9万円)、「渋谷区」「杉並区」(8万円)、「豊島区」「練馬区」(7万円)、「北区」(6万円)、「千代田区」「世田谷区」(5万円)と続く。

子どもに仕送り額が足りないと言われたことがあるかを聞くと、「足りないならアルバイトをすると決めているので言われたことはありません」(仕送り10万円)という声があがる一方、「クレジットカード支払い分で足りなかったことはたまにあり、仕方がないので入金してやった」(仕送り額5万円)という声も寄せられた。