2019年F1イギリスGP決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールは3位を獲得。今季5回目、4戦連続の表彰台をつかんだ。
52周のレースを、ルクレールは3番グリッドからソフトタイヤでスタート、13周目にミディアム、21周目にハードに交換して2回ストップで走った。前半はマックス・フェルスタッペンを僅差で抑え続けたルクレールだが、セーフティカー出動時のピットストップが1周遅れたことで逆転されてしまった。しかしピエール・ガスリーをオーバーテイク、フェルスタッペンとセバスチャン・ベッテルが接触したことで、3位に浮上した。ルクレールはファン投票によるドライバー・オブ・ザ・デーに選ばれている。
■スクーデリア・フェラーリ
シャルル・ルクレール 決勝=3位
いい一日だった。F1キャリアのなかで今のところ一番楽しめたレースだ。コース上でマックスとバトルをしていてすごく楽しかった。テレビで見ていた人たち、サーキットに来てくれた人たちも、いいショーとしてエンジョイしてくれたんじゃないかな。
オーストリアで起きたこと(注:フェルスタッペンとのインシデントで彼にペナルティが出なかったこと)によって、決勝でどこまでアグレッシブになっていいかを理解したので、今回は全く引かなかった。
ピエール(・ガスリー)ともいい戦いができた。彼はストレートですごく速かったから、追い越すために大胆なアクションを取る必要があった。
マシンについて言うと、僕らはレースペースとタイヤマネジメントをもっと改善する必要がある。今日はその点で苦労したからね。
(レース後、トップ3記者会見で語り)オーストリアでこれまでの認識が一変した。どこまで攻めることができて、どこまでが許されるのかを理解したんだ。それに基づいてレースができることを、結局のところは喜んでいる。今回、レースのほとんどの時間で激しく戦うことができて、ものすごく楽しかった。