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アルボン、トラブルで入賞圏外へ「ピットストップできなくなり、タイヤに苦しんだ」トロロッソ・ホンダ F1イギリスGP

2019年07月15日 11:21  AUTOSPORT web

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2019年F1第10戦イギリスGP日曜 ジェンソン・バトンからインタビューを受けるトロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボン
2019年F1イギリスGP決勝で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは12位だった。

 52周のレースを、アルボンは9番グリッドからソフトタイヤでスタート、13周目にミディアムに交換して1回ストップで走った。

 アルボンが最初のタイヤ交換を済ませた後、パワーユニットの高圧電力系に問題が発生したことが分かり、ホンダはチームに対し、安全面を考慮して2度目のピットストップを行わないよう伝えたという。アルボンはタイヤを労わりながらトップ10内を走行し続けたが、終盤、立て続けにオーバーテイクされ、ポイント圏外に落ちた。ホンダはこの問題について慎重に分析すると述べている。

 トロロッソのテクニカルディレクター、ジョディ・エギントンは、「マシンの問題の影響でピットストップ戦略が制限されるなか、アレックスは素晴らしい走りをした」と一日を振り返った。
「彼は非常にうまくプライムタイヤを持たせたが、残り2周の時点でタイヤが終わってしまい、(ニコ・)ヒュルケンベルグを抑えきることができなかった」

■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
アレクサンダー・アルボン 決勝=12位
 タイヤを労わって走らなければならず、楽なレースではなかった。

 セーフティカーが出動したことが運よくアドバンテージになったドライバーもいたが、そうでないドライバーもいた。僕のマシンには問題があり、ピットインすることも、マシンに触れることもできなかった。そのために、周囲のドライバーが次々とピットに入るなかで、僕らはステイアウトするしかなかった。

 悔しいレースだったが、時にはこういうこともある。