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ウエットでキャシディがトップタイム。ポールのパロウが2番手に続く【タイム結果】2019スーパーフォーミュラ第4戦富士 日曜フリー走行

2019年07月14日 09:41  AUTOSPORT web

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スーパーフォーミュラ第4戦富士 日曜フリー走行
2019年全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦富士の日曜フリー走行が行われ、VANTELIN TEAM TOM'Sのニック・キャシディがトップタイムをマークした。ホンダ勢のトップは、予選でポールポジションを獲得したアレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)となっている。

 前日から雨が降り続いており、このフリー走行もWET宣言がなされた。コース上では水たまりができている部分もあるなかで、30分間のセッションがスタート。各車スタートとともにコースへ出ていくが、マシンが巻き上げる水の量も土曜日以上に多くなっていた。

 序盤は1分42秒台~43秒台のタイムが並んでいたが、中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM'S)が1分41秒931を記録。パロウ、牧野任祐というTCS NAKAJIMA RACINGのふたりが1分42秒台のタイムで続き、セッションは折り返しを迎えた。

 後半に入ると、パロウが1分41秒605を記録してトップに浮上。坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)も1分41秒815をマークして2番手に続き、予選でフロントロウを獲得したルーキーのふたりがウエットコンディションでの好調ぶりを見せた。

 ピットインとピットアウトを繰り返しながらの走行を繰り返すドライバーが多く、あまりタイムシート上での変動は見られなかったが、終盤にキャシディがトップタイムを塗り替える1分41秒394をマーク。キャシディは1分41秒273までタイムを伸ばし、トップタイムでフリー走行を終えた。パロウが2番手でホンダ勢トップとなり、3番手は坪井となった。

 フリー走行終了後にはスタート練習が行われた。しかし、これまではウエットコンディションにおけるスタンディングスタートの経験がなかったことが影響してか、ホームストレートではハリソン・ニューウェイ(B-Max Racing with motopark)やパトリシオ・オワード(TEAM MUGEN)、大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)、パロウらがエンジンストールでストップしてしまい、最終的にはメカニックがマシンを押してガレージに戻っている。

■2019全日本スーパーフォーミュラ選手権 第4戦富士 日曜フリー走行タイム結果(編集部計)

天候:雨 路面:ウエット
Pos.No.DriverTeamEngineTime137N.キャシディVANTELIN TEAM TOM’STOYOTA1’41.273264A.パロウTCS NAKAJIMA RACINGHONDA1’41.605339坪井翔JMS P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA1’41.815436中嶋一貴VANTELIN TEAM TOM’STOYOTA1’41.931516野尻智紀TEAM MUGENHONDA1’42.225665牧野任祐TCS NAKAJIMA RACINGHONDA1’42.293718小林可夢偉carrozzeria Team KCMGTOYOTA1’42.420851H.ニューウェイB-Max Racing with motoparkHONDA1’42.461938石浦宏明JMS P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA1’42.4821020平川亮ITOCHU ENEX TEAM IMPULTOYOTA1’42.634118大嶋和也UOMO SUNOCO TEAM LEMANSTOYOTA1’43.0711250L.アウアーB-Max Racing with motoparkHONDA1’43.077131山本尚貴DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA1’43.166147A.マルケロフUOMO SUNOCO TEAM LEMANSTOYOTA1’43.1991519関口雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPULTOYOTA1’43.416165福住仁嶺DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA1’43.4511715P.オワードTEAM MUGENHONDA1’43.4971817塚越広大REAL RACINGHONDA1’43.867193山下健太KONDO RACINGTOYOTA1’44.040204国本雄資KONDO RACINGTOYOTA1’44.295