2019年F1イギリスGPの金曜、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=3番手/2=7番手、ピエール・ガスリーはフリー走行1=1番手/2=5番手だった。トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトはフリー走行1=13番手/2=11番手、アレクサンダー・アルボンはフリー走行1=9番手/2=9番手という結果だった。
ホンダは「2チームともが力強い走りを見せ、幸先のよいスタートになった」と一日を振り返っている。FP1でガスリーは2番手以下に0.5秒近い差をつけてトップタイムをマークした。両セッションとも4台中3台がトップ10に入り、クビアトもFP2では11番手で、9番手のアルボンからわずか0.011秒差だった。
■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
今日のイギリスGP初日は、新しいトラック舗装や、強い風の影響などを少々受けましたが、大きなトラブルなく順調な一日となりました。特にここ数戦やや苦しんでいたレッドブル・トロロッソ・ホンダの2台がまずまずのポジションにいることは、ポジティブだと思っています。
先日、シルバーストンサーキットでのグランプリ開催について、新たに5年契約の締結が発表されましたが、ここはホンダにとって数々のすばらしい思い出があるサーキットですし、喜ばしいことだと感じています。
(FIA金曜記者会見で語り)全員が(オーストリアGPでの勝利によって)今まで以上に意欲がみなぎっています。パフォーマンスをさらに改善するため、これからも懸命に作業に励んでいきます。
オーストリアでは素晴らしいレースをすることができました。とはいえトップランナーと比較して自分たちが今どの位置にいるかは承知しています。まだギャップがあるので、ホンダのスタッフおよびレッドブルチームとともに、パフォーマンス向上目指して努力していきます。