キミ・ライコネンは今週末のF1イギリスGPをポイント獲得のチャンスと見ているが、アルファロメオによる完璧な仕事が要求されるとしている。
前回のオーストリアGPで、アルファロメオは初のダブルポイントフィニッシュを達成した。ライコネンが9位、チームメイトのアントニオ・ジョビナッツィが10位につけ、この結果によりチームはイギリスGPに向けて態勢を立て直した。
「シルバーストンに戻ってくるのはいつも良いものだ」とライコネンはF1世界選手権第10戦を前に語った。
「昔ながらのコースで、特に高速コーナーではドライビングをとても楽しめる」
「チームとして、これまでの数戦で改善を見せてきた。イギリスでも良い成果を出せると思うよ」
「チーム間の差は非常に小さいので、いつものように完璧な仕事をする必要があるだろう。でもまた好結果を出すことができると確信している」
アルファロメオF1チーム代表のフレデリック・バスールは、F1の中団チームの間では、再度激戦が繰り広げられると強調した。
しかしながらバスールは、オーストリアGPにおけるチームのパフォーマンスに満足しており、この勢いを維持する必要があると述べている。
「最近のパフォーマンスからは多くのポジティブな面を引き出すことができたが、この現状に満足することができないことは、全員がよく承知している」とバスールは語った。
「中団の戦いは激しい接戦だ。繰り返し言っていることだが、その事実が変わることはない」
「良いレースやできの悪いレースがランキングの順位を上下させる。だから確実にライバルたちより上位でフィニッシュし続けるために、懸命な作業を続け、レースに持ち込むパッケージの性能を最大化しなければならない」