レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、F1イギリスGPの舞台、シルバーストン・サーキットが大のお気に入りだとして、レースを楽しみにしている。
ガスリーは、2016年、GP2時代にシルバーストンで優勝した経験を持つ。今週末はガスリーにとってF1での2回目のイギリスGPとなる。トロロッソでの2018年は13位であり、当然今年は入賞を狙っていく。
前戦オーストリアGPでガスリーは予選9番手、決勝7位という結果だった。チームメイトのマックス・フェルスタッペンは優勝を飾っており、レース後ガスリーは、今後に向けてもっと学習を積み、フェルスタッペンからも学んで、マシンの力を目いっぱい引き出すための努力を続けていくと語っていた。
「シルバーストンは大好きなサーキットのひとつだから、レースをするのが楽しみだ。高速コーナーがたくさんあって、F1カーで走ると、ダウンフォースとグリップを実感できる。流れのいいレイアウトの素晴らしいコースだし、歴史があるという意味でも僕にとって大切な場所だ」とガスリーはオーストリアGPを前に語った。
「シルバーストンではGP2で優勝したことがある。家族と一緒に車でサーキットに向かっている途中に事故にあって、その直後のレースだった。だから忘れることのない、特別な週末なんだ。レッドブルの一員としてここに戻ってくることができてとてもうれしい」
「イギリスのファンの人たちが応援しに来てくれるから、いつも最高の雰囲気になるんだ。去年、F1での初めてのイギリスGPを経験したんだが、週末を通して大勢の人たちが詰めかけてきたことに、本当に感動した」
「オーストリアの後、細かいところにいたるまで、すべての要素に集中して取り組んできた。今週末は、それをすべてひとつにまとめ上げて、パフォーマンスを最大限引き出し、いい結果を出したい。シルバーストンでレースをするのを楽しみにしている」