ウイリアムズF1チームは今週末のF1第10戦イギリスGPにおいて、フランク・ウイリアムズのチーム代表就任50周年を讃える特別なメッセージをマシンに提示するという。
イギリスGPはフランクにとって、チーム代表として824戦目のF1レースとなる。だが伝説的な人物でもあるフランクは、毎年シルバーストンを訪れる以外は、もはやチームのレースには帯同していない。
シルバーストンは、1950年から始まったF1の開幕戦が開催された会場であることから特別な場所となっているが、ウイリアムズにとっても大きな重要性を持つ。1979年のクレイ・レガッツォーニの勝利によって、ウイリアムズが初のグランプリ優勝を果たした場所なのだ。
「我々にとってのホームレースを楽しみにしている。この象徴的なサーキットに挑み、前進を続けていく」とウイリアムズのシニアレースエンジニアを務めるデイブ・ロブソンは語った。
「これはジョージ(ラッセル)にとって初のF1ホームレースであり、彼は地元のイギリス人観衆のパワーを経験することになる。彼らからのサポートを彼がどう活かすかを学ぶのに、素晴らしい機会だ」
「このレースは我々の拠点から非常に近いので、フランクが週末に訪れることができることを喜んでいる。我々は彼のF1チーム代表就任50周年を祝うからね」
そのラッセル自身は、シルバーストン・サーキットを気に入っていると話した。
「シルバーストンを楽しみにしている。僕の初めてのホームグランプリになるからね」
「(シルバーストンには)たくさんの良い思い出があるし、シーズンのなかでもお気に入りのサーキットだよ。だから全体的に素晴らしい週末になるだろうね」