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『スーパー耐久ピレリクラシックチャレンジ』が九州上陸。第4戦オートポリスで前回上回る32台が参加へ

2019年07月09日 17:11  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

トヨタ2000GT〈1969年・日本〉
ピレリスーパー耐久シリーズを運営するスーパー耐久機構(S.T.O.)は、7月20~21日に大分県・オートポリスで開催される第4戦オートポリスにおいて、『スーパー耐久ピレリクラシックチャレンジ』を併催すると発表した。

 5月31日~6月2日に行われた富士24時間レースで初めて開催された、このスーパー耐久ピレリクラシックチャレンジは、今年1月に行われたスーパー耐久年間表彰式の際に構想が明らかにされたもの。

 その内容は1990年式までの国産および輸入車が対象の『ネオクラシック』、2000年式までのスーパー耐久参戦車両等のマシンが対象の『S耐&レーシングカークラシック』、そしてその他のマシンを対象とし、レースではスピードを競うのではなくオーナーが「楽しむ」ことを基本に、また、サーキットを訪れたファンが往年のスーパー耐久車両やクラシックカーの走りを観て楽しめるというものだ。

 2020年の本格始動を前に今季はシリーズ戦は行われず、富士24時間でお披露目の意味合いを持ったエキシビションレースが実施されたのが記憶に新しいが、今回オートポリスラウンドでも急きょ、本大会との併催が決定した。

 オートポリスでのスーパー耐久ピレリクラシックチャレンジに参加するのは、7月8日時点で合計32台。そのなかには日本を代表するクラシックカーの一台である、トヨタ2000GTのなかでもさらに希少な当時17台しか作られなかったオートマチックモデルやダットサン・フェアレディ2000、現存する唯一のケータハムワークスカーであるケータハム・ゾルダーレーサーなどが含まれる。

 また、フォーメーションラップでこれらの名車たちを先導するのは、映画『ローマの休日』でもお馴染みのフィアット500トポリーノとなることが明らかにされた。

 富士に続いてオートポリスでも開催が決定したスーパー耐久ピレリクラシックチャレンジ。クルマ好き、モーターファン垂涎のこの催しの模様はYouTubeLIVE『S耐TV(https://youtube.owacon.moe/channel/UC8sfQKfk_4_JePSHSupvT4w)』でもライブ視聴が可能だ。

■スーパー耐久ピレリクラシックチャレンジ オートポリス⼤会 エントリーリスト(7月8日時点)
No.車名年式生産国参加県0フィアット500トポリーノ1946イタリア熊本1オースチンA351958イギリス大分2トライアンフTR31959イギリス福岡3トライアンフTR31959イギリス福岡4フォルクスワーゲン・ビートル TypeI1960ドイツ佐賀5オースチン・ヒーレースプライトMK I1960イギリス福岡6トライアンフTR3B1962イギリス福岡7トヨタ・スポーツ8001965日本熊本8トライアンフTR41965イギリス福岡9オースチン・ミニ カントリーマン1965イギリス福岡10ダットサン・フェアレディ20001967日本福岡11ロータス・エラン1968イギリス福岡12アルファロメオGT 1300junior1968イタリア佐賀13ホンダS800M1969日本福岡14トヨタ2000GT1969日本佐賀15ニッサン・スカイラインGT-R1969日本長崎16ニッサン・フェアレディZ 4321970日本長崎17トヨタ2000GT1970日本福岡18ニッサン・ブルーバード1971日本大分19ニッサン・チェリー1972日本沖縄20ニッサン・スカイラインGT1972日本佐賀21ニッサン・チェリーX1セダン 2Dラリー1972日本鹿児島22ニッサン・スカイラインGT-R1972日本佐賀23ニッサン・チェリーX1Rクーペ1974日本東京24ケータハム・セブンSr-3ツインカム1975イギリス福岡25MG-B1979イギリス福岡26アルファロメオ・アルファスッド1.3スーパー1980イタリア長崎27トヨタ・スプリンタートレノ1983日本大分28マツダ・サバンナRX-71985日本佐賀29ケーターハム・ゾルダーレーサー1992イギリス福岡30トミーカイラZZ1995イギリス沖縄31トミーカイラZZ1995イギリス福岡