FIA公認のeスポーツチャンピオンシップ『FIAグランツーリスモ・チャンピオンシップ』のライブイベント、ワールドツアーの第2戦が6月21~22日にドイツ・ニュルブルクリンクで行われ、国・地域を代表して戦うネイションズカップで2018年王者のイゴール・フラガが優勝。自動車メーカー代表として戦うマニュファクチャラーズシリーズではトヨタが優勝を掴んだ。
2018年に初開催されたFIAグランツーリスモ・チャンピオンシップ。創立2年目となる2019年シーズンはすでにオンライン上での戦いがスタートしている。リアルイベントとして行われるワールドツアーは3月16~17日に行われたパリ大会を皮切りに、ドイツ、ニューヨーク、オーストリア、日本と全5回の開催が予定されている。
第2大会として開催されたニュルブルクリンク大会はシーズン前半の節目となる1戦として、ニュルブルクリンク24時間レースと併催された。
現地21日(金)には、プレイヤーが3人1組となり、各自動車メーカーの代表として戦うマニュファクチャラーズシリーズのレースが行われ、トヨタやメルセデス・ベンツ、BMW、ポルシェなど、オンラインレースで上位につけた12の自動車メーカーを代表するプレイヤーが集結。
優勝争いは最終レースの最終ラップまでもつれたが、この激戦を制したトヨタ(リック・ケヴェルハム/サイモン・ビショップ/山中智瑛)が総合優勝を飾った。
翌22日(土)には、各プレイヤーが国・地域を代表する個人戦のネイションズカップが行われ、日本生まれのブラジル人プレイヤーで2018年王者のフラガが12名で争われたファイナルレースを制して優勝。2019年のシリーズチャンピオン決定戦『ワールドファイナル』進出に王手をかけた。日本勢としては菅原達也が決勝レースを5位で終えている。
各レースの模様はグランツーリスモの公式YouTubeチャンネルでアーカイブ配信されているので、ぜひチェックしてみよう。