ペヤング超大盛りの「超超超大盛 GIGAMAX」シリーズに新商品が登場した。「超超超大盛 GIGAMAX マヨネーズMAX」だ。7月2日にファミリーマート先行で発売開始され、一般発売は同月22日。
ペヤングといえば、今年6月に「激辛やきそば超超超大盛GIGAMAX」(2136キロカロリー)と「ソースやきそば超超超大盛」(2142キロカロリー)とGIGAMAXシリーズを先行発売しているが、今回の総カロリーは2174キロカロリーにのぼる。成人男性が1日に摂取するカロリーを上回る勢いだ。
ファミマのカップ麺コーナーに行くと、その大きさと見た目から強いインパクトを受けた。マヨネーズを連想させる色と、主張の強いフォントが印象的。容器の大きさとあいまって、ただものではないことはわかる。
パッケージに「1日1食までにしてください。カロリー摂取基準を上回る恐れがあります」と但し書きがあるそれを、手に取るとぎっしりと重い。いったいどれほどヤバイメニューなのか。キャリコネニュース編集部員Sが食べてみた。
ナチュラルにヤバイ量 「これから本当にこれを食べるのか?」と購入を一瞬後悔
「超超超大盛 GIGAMAX マヨネーズMAX」の麺は、300グラム。通常のペヤングの麺は90グラムなので、3倍以上ある。内ブタを開けて、改めて大量の麺が鎮座していることが分かる。
必要なお湯の量は1300ミリリットル。筆者宅で使っている小型のやかんでは収まらないので、鍋で湯を用意した。やきそばソースもマヨネーズも大きい。ちなみにマヨネーズは約50グラム。
お湯を注いで待つこと3分。湯切してふたをすべてはがすと、商品の全体量が明らかになった。大容量と言うと「溢れんばかりの」という表現をしがちだが、これは300グラムの麺が入るほどの大きな容器に入れられている。
写真では大きさが伝わらないのが残念だが、ナチュラルにヤバイ量なのだ。ヤバイ、ヤバイだろ、この量は。「これから本当にこれを食べるのか?」と筆者は購入したことを一瞬後悔した。
たっぷりのマヨの暴力的な300グラムの麺 超超超大盛GIGAMAXは甘くはない
ソースをかけて全体を混ぜ合わせ、マヨネーズを投入。マヨの存在感がありすぎる。この光景をだけで高カロリー具合がわかる。すでにお腹いっぱいだ。だが、箸で混ぜるとソースとマヨネーズが織りなす香りが鼻に入り、いますぐにでも食べたくなる衝動に駆られた。
いよいよ実食! 一口食べると、う、うまい! これでもかというマヨネーズが麺に絡みつき、唇の上を滑っていく。マヨネーズのコクがソースと合わさってパワーアップし、口の中で広がっていった。
すぐ次を食べたくなる。食前はどんな曲者かと構えていたが、食べてみると美味しくて箸が進んだ。とはいえ、たっぷりのマヨネーズが絡んだ暴力的な300グラムの麺である。2000キロカロリー超えの超超超大盛GIGAMAXは甘くはない。
3分の2ほどを食べ終わるころ、筆者は満腹感を覚え、箸を動かすスピードは急激に落ちた。食べ始めから15分ほどかけて、ようやく完食。
空になった容器を見ると、デカさをあらためて感じる。パッケージには「1日に1食までにしてください」と書かれているが、お腹がいっぱいすぎて2食目はない。感想は、「想像以上に美味しかった!」でも、「予想通りお腹にこたえた」だった。
ペヤングとマヨネーズが好きでたまらない人には、ぴったりの商品だ。気になる方は、お近くのファミリーマートへ走ろう。