トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、今週末のF1第10戦イギリスGPの舞台となるシルバーストン・サーキットについて、このコースは過去に初めてF1マシンをテストした場所であり、レースを楽しみにしていると語った。
「シルバーストンは、僕が2013年にトロロッソで初めてF1マシンをテストした場所だ」とクビアトは話した。
「僕の人生で一番特別な日のひとつだったよ!」
そしてクビアトは、トロロッソ・ホンダから2019年のイギリスGPに参戦するために、これからシルバーストンへ戻ることになる。
「今週末のイギリスGPに到るまで、僕たちは難しいレースウイークを過ごしてきたと言えるだろう。フランスでも、そのすぐ後のオーストリアでもだ」
トロロッソ・ホンダは、オーストリアGPではクビアトが17位、チームメイトのアレクサンダー・アルボンが15位で、フランスGPではクビアトが14位、アルボンが15位と、2戦ともポイント獲得には届かなかった。
「このふたつのとても異なるタイプのコースで、全体的にマシンのペースに苦戦していた」
「コースとはまったく相性が合わなかった。なぜだったのか、真相を突き止めようとしているところだ。今年はあのような状況で僕たちには適していなかったけれど、あるコースでは、一部のマシンがも他のマシンより相性が良かったようだからね」
「それ以外にも、いくつかのチームが改善してきている。でも僕たちも一生懸命作業をして、それぞれのレースの結果を受け入れるよ」
「オーストリアの後、僕はシミュレーター作業をした。過去のレースで何をもっとうまくやることができたのかということ、サマーブレイク前の数レースで何を改善できるかということを理解するためだ。僕たちがもっと強くなれることを願っている」
最後にクビアトは、シルバーストンの路面が再舗装された影響はまだわからないとしながらも、レースを楽しみにしていると話した。
「他の多くのドライバーと同じように、僕もシルバーストンがとても好きだ」
「昔ながらのサーキットで、F1マシンの性能を最大限まで出してドライブすることが楽しめるクールなコースだよ。あそこの高速コーナーですべてのダウンフォースを使うのは、信じられないほど素晴らしい経験だ」
「今年は全体的にスピードが上がっているから、シルバーストンはすごく特別なものになるだろう。首のトレーニングが役に立つコースのひとつだよ!」
「理論的には、体力的にとても厳しいコースだ。でも少なくともイギリスでは気温が高くなりすぎることはないだろう」
「ひとつわからないのは、コース全体がまた完全に再舗装されたことだ。コースがどれほど違うものになったのか、新しいターマックがどのような感じか、金曜日に見るのが楽しみだ」
「これは重要な要素だ。なぜなら、すべての高速コーナーでタイヤへの横荷重がとても大きくなるからね」
「僕はイギリスGPのような歴史あるレースが好きだ。いつも大勢のファンがいて、素晴らしい雰囲気を作り出してくれる」