ウイリアムズF1チームが2020年に向けて、パワーユニット(PU/エンジン)をメルセデスからルノーに変更することを検討中であると、ドイツのAutoBild誌が報じている。
2014年からメルセデスエンジンを搭載しているウイリアムズは、同マニュファクチャラーとのつながりは深く、メルセデスの現代表トト・ウォルフは、かつてウイリアムズの株主だった。
しかし、ウイリアムズの低迷が続くなか、両者のパートナーシップは以前ほど良好なものではなくなっていると、AutoBildは主張し、ウイリアムズは現状打破を狙うなかで、2020年にパワーユニットをルノーに変更することを検討していると伝えた。
現在ルノーは、自らのワークスチームとマクラーレンの2チームにパワーユニットを供給している。
一方、ウイリアムズがルノーにスイッチした場合、マクラーレンは逆にメルセデスとのパワーユニット契約を考える可能性がある。メルセデスはかつてマクラーレンチームの株式を所有し、2014年までエンジンを提供していた。