「高校生ラボ★47」を運営するエイチジェイは7月5日、「現代高校生の2019年上半期の高校生アプリ事情」に関する調査結果を発表した。調査は今年6月にネット上で実施し、全国の現役高校生710人から回答を得た。
2019年に入ってからダウンロードしたアプリを聞くと、1位は「SODA」で2位以降は、「Snapchat」、「Ulike」、「Zenly」、「FaceU」がトップ5に入った。1位のカメラアプリ、SODAは、同じ会社から開発された、「SNOW」や「Foodie」に搭載されている加工フィルターの中から人気が高いフィルターのみを抜粋したもので人気を博している。
逆に、削除したアプリは、1位が「ない」で、以降は「荒野行動」、「SNOW」、「B612」、「SODA」となった。荒野行動は若い世代に人気のバトルロワイヤルゲーム。アプリの容量が大きめなので、プレイしなくなったら削除してしまう人が多いのだろうか。
高校生が課金するアプリ1位は「LINELIVE」 学割が人気?
2019年に入って一番起動したアプリについては1位が「Instagram」となった。2位、3位が動画系アプリで、「YouTube」と「AbemaTV」がランクインした。4位が「Ulike」、 5位が「SNOW」となっている。同じSNSでも「Twitter」はランク外という結果となった。
2019年に入って課金したアプリがあるという人は約2割。1位が「LINELIVE」で、それ以降は「LINE MUSIC」、「ピクトリンク」が続いた。「LINELIVE」はリアルタイム配信ができるアプリ。動画配信者はポイント獲得数によりランキングが上がる仕組みで、視聴者は配信中に応援アイテムを投げて配信者を応援できる。その応援アイテムを課金で購入する高校生が多いようだ。
2位の「LINE MUSIC」は月額制音楽アプリで、「学生割引」があるのも特徴だ。通常1ヶ月1000円前後の音楽アプリが多い中、LINEMUSICの学割料金は480円。高校生からの支持率が特に高くなっているようだ。