メルセデスF1は、15歳のエストニア人ドライバー、ポール・アーロンがジュニアドライバープログラムに加入したことを発表した。
エストニア出身で、欧州カート選手権のチャンピオンであるアーロンは、今季よりシングルシーターのレースに昇格し、現在はプレマ・パワーチームからドイツのADAC F4選手権とイタリアF4選手権に参戦している。
アーロンは同プログラムの先輩にあたるエステバン・オコン(メルセデスのリザーブドライバー)、ウイリアムズのジョージ・ラッセル、そしてメルセデスが支援する若手カートレーサーのアンドレア・アントネッリとアレックス・パウウェルに加わり、メルセデスの若手ドライバー育成プログラムの5人目のメンバーとなる。
なおアーロンは、2018年のFIAヨーロピアンF3選手権で6位につけ、2015年にはプレマ・パワーチームから参戦したイタリアF4でタイトルを獲得したラルフ・アーロンの弟である。