元でんぱ組.incの最上もがさん(30)が7月5日、自身のツイッターで「店員に話しかけられることが苦手」と明かした。
「服屋で店員に話しかけられるの無理って思って通販ばっかり使ってしまうようになった」
寄せられたリプライに対して、通販で購入しても「サイズ合わずに着なかった服とか思ってたやつじゃなかった…ってかなりありますので本当は試着したいんですけど服屋怖いです」ともコメントしている。
「店員のオススメは信じない」という人も2人に1人
ツイートには「すごくわかります」「経験あり」など同意の声が相次いだ。その一方で、アパレル販売員経験者から「勤務始めた頃は先輩には声掛けしろって怒られてお客様からは『ほっといて!』て怒られて心が死にかけてた」という声が寄せられている。
ワールド・モード・ホールディングスが実施した店員の声掛けに関する調査(2016年実施)によると、「洋服を買う際、店員のオススメを信じる」という人は51.3%。
信じる人からは「(店員は)商品をよく知っているから」(59.7%)、「流行をよく知っているから」(42.9%)といった声が上がった。一方、信じない人は「売り込みっぽいから」(56.8%)という人が多く、「洋服を買う時に話しかけられるのが苦手」という人も30.8%いた。
話しかけることが苦手な理由はいくつか考えられるが、服は一人でゆっくり選びたい、という人も多いだろう。コーディネートのアドバイスしてくれる店員もいるが、それを親切心と受け止める人もいれば、「自分の行動を見られている」と感じて服を戻してしまう人もいそうだ。
また、芸能人の場合は店員に「もしかして〇〇さんですか?」と言われることもあるだろう。これにいちいち対応するのも面倒臭そうだ。
筆者も話しかけられるのが苦手で、ことキラキラした笑顔で「それ人気なんですよ」と言われると気が引けてしまう。販売員も仕事なので声掛けをしているのも理解しているが、購入者と客の間に深い溝がある人も少なくはないだろう。