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マツダ、アテンザを改称。フラッグシップモデル『MAZDA6』とし、7月4日より受注開始

2019年07月04日 18:51  AUTOSPORT web

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マツダ・アテンザから車名が改められた『MAZDA6』
7月4日、マツダは同社のフラッグシップモデルであるアテンザの車名を『マツダ6(MAZDA6)』と改称し、新たに2.5リットルガソリンターボエンジンを導入すると発表。8月1日の発売開始を前に4日より予約受付を開始した。

 アクセラの名が廃止され、『マツダ3』となったのが記憶に新しいが、またひとつマツダを代表するモデル名が姿を消すことになった。その背景には同社が進めるブランドの鮮明化があり、フラッグシップモデルとして親しまれてきたアテンザは『マツダ6』として新たなスタートを切る。

 そのマツダ6は、マツダが追い求める“走る歓び”の価値を最大化すべく、セダン、ステーションワゴンの車両スタイルが持つ、低重心ならではのスタンスの良さや操る楽しさといった、クルマにとって普遍的で本質的な価値を追求したモデルだ。

 エクステリアは躍動的であり優雅。インテリアも上質で落ち着きのある空間とし、あらゆる面でマツダのフラッグシップにふさわしい質感を備えている。

 そんなマツダ6に今回、2.5リットルガソリンターボエンジン“SKYACTIV-G 2.5T”が登場した。

 新たなエンジンラインアップのひとつとして、従来からあるクリーンディーゼル、ガソリン自然吸気エンジンに加わるこのエンジンは、アクセルレスポンスの良さと4.0リットルV8自然吸気エンジン並のトルクを生み出すといい、ドライバーに伸びのある気持ちの良い加速感を提供するという。

 また、SKYACTIV-G 2.5T搭載モデルでは加速重視のギヤ設定、高いブレーキ性能を発揮する17インチフロントブレーキを採用。さらに、スポーティさを演出するブラック塗装のホイールとブラックレザーインテリアも専用設定された。

 全グレードに、コーナーリング中から立ち上がりの安定感を高める“G-ベクタリング コントロール プラス(GVC プラス)”を標準装備した『マツダ6』の価格は、284万400~423万9000円(税込)。このなかでSKYACTIV-G 2.5T搭載モデルは356万9400~423万9000円(税込)となっている。