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「渋谷スクランブルスクエア」東棟の開業日決定、ティファニーのコンセプトストアなど212テナントを発表

2019年07月04日 17:42  Fashionsnap.com

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渋谷スクランブルスクエア第Ⅰ期(東棟)外観
渋谷駅直結・直上の大規模複合施設「渋谷スクランブルスクエア(SHIBUYA SCRAMBLE SQUARE)」第I期となる東棟に関する詳細が発表された。商業施設フロアには日本初上陸7店舗、新業態37店舗、都内初出店4店舗を含む全212店舗を誘致。開業日は11月1日に決定した。
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 渋谷スクランブルスクエアは東京急行電鉄、東日本旅客鉄道、東京地下鉄の3社が共同出資し、日建設計、隈研吾建築都市設計事務所、SANAA事務所がデザインアーキテクトとして参画。渋谷エリアでは最も高い地上約230メートル、地上47階建ての施設として展開する。
 地下2階から14階にオープンする都市型商業施設は「世界最旬宣言」をヴィジョンに掲げ、渋谷が生活動線上にある人やインバウンド旅行者をターゲットに設定。下層階には、日本初上陸となるフランス発の人気パティスリー「モリ ヨシダ(MORI YOSHIDA)」や、東急百貨店による「トウキュウ フードショー エッジ(TOKYU Foodshow EDGE)」、エキナカ商業施設「エキュート」の新業態「エキュート エディション(ecute EDITION)」が展開する旬のスイーツ専門フロア、紀ノ国屋の新業態「グルマン マーケット キノクニヤ(Gourmand Market KINOKUNIYA)」など食物販が中心に並ぶ。中層階には「ティファニー(Tiffany & Co.)」のコンセプトストア第2弾「ティファニー@渋谷スクランブルスクエア」をはじめ、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」や「ジバンシィ(GIVENCHY)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」などのラグジュアリーブランド、「トゥモローランド(TOMORROWLAND)」や「ジャーナル スタンダード(JOURNAL STANDARD) 」といったセレクトショップが入居。高層階には最先端の食トレンドを発信するレストランフロア「FOODIES SCRAMBLE」などを展開する。駅ビルとして日々の生活を支える利便性だけではなく、話題性やトレンドを意識したテナント構成にしたという。
 また、東京を一望できる360度のパノラマビューを実現した日本最大規模の展望施設「SHIBUYA SKY」ではクリエイティブ集団 ライゾマティクスのライゾマティクスデザイン部門を演出プランナーに起用。デジタルテクノロジーを用いて来場者の感覚を刺激する非日常的な空間を演出するという。入場予約は9月1日から受け付ける。
 渋谷パルコが11月にグランドオープンするなど、同エリアで商業施設の開業が相次ぐ点について、渋谷スクランブルスクエア株式会社 商業・展望部門総支配人の堀内謙介氏は「各施設にそれぞれの役割があるが、渋谷スクランブルスクエアでは駅直結の立地上、食で毎日の生活を支えていけたらと思う。他の商業施設と競争をするというよりは、仲間として共に渋谷エリアを盛り上げていけたら」とコメント。なお、渋谷スクランブルスクエアの商業施設フロアにおける来館客数および目標売上について、現時点では非開示としている。
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