TOEICを運営する国際ビジネスコミュニケーション協会は7月4日、2018年度のTOEIC Listening & Reading公開テストの平均点を発表した。2018年度のテスト受験者は97万9474人、平均点は580点だった。
TOEIC Listening & Reading公開テストは、ビジネスレベルでの英語を聞く能力、読む能力を測るもの。リスニング・リーディングともに5点から495点の間で評価され、総合スコアが10点から990点の範囲で算出される。
ワースト5には東北地方が目立つ
都道府県別の平均点も発表された。平均点が最も高かったのは東京都で612.4点。全ての都道府県中、唯一の600点台だった。2位は京都府で596.9点。3位は神奈川県(588点)、4位は茨城県(578点)、5位は兵庫県(576点)だった。大都市やその地域の中心都市を要する自治体が多く上位に入った。
平均点が最も低かったのは徳島県の498.1点。平均点が500点を下回ったのは徳島県だけだった。次いで低かったのは鹿児島県で511.4点、その後、3位福島県(517.3点)、4位岩手県(518点)、5位山形県(518.2点)と続いた。平均点の低い自治体では、東北地方の県が目立った。