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マクラーレンのエンジニアリングディレクターを務めたパット・フライが離脱へ。2019年型MCL34の設計に貢献

2019年07月04日 09:41  AUTOSPORT web

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マクラーレンのエンジニアリングディレクターを務めたパット・フライ
マクラーレンのエンジニアリングディレクター、パット・フライがチームを離脱する見通しであることが分かった。

 フライは1993年から2010年までマクラーレンで過ごした後、フェラーリで副テクニカルディレクターを務めたが、2014年の組織再編に伴いフェラーリを離れた。その後、マノーでエンジニアリングコンサルタントの役割を担ったものの、同チームは2016年末でF1から撤退した。

 2018年にマクラーレンは低迷からの脱却を目指し上層部の変更を行い、9月にフライがエンジニアリングディレクターとしてチームに復帰した。

 しかしフライとチームの契約は元々短期的なものであり、彼の役割は、新テクニカルディレクターであるジェームズ・キーがトロロッソとの契約上の問題を解決して正式にマクラーレンに加入するまでを支えることであったといわれている。キーは2019年3月にマクラーレンでの仕事をスタート、それまでフライは2019年型MCL34の開発に貢献してきた。

 フライはガーデニング休暇に入り、当面は他チームへの移籍は許されないものとみられる。その後の契約先の候補としては、ウイリアムズが有力であると推測される。ウイリアムズはチーフテクニカルオフィサーのパディ・ロウが離脱したことを6月末に発表したばかりだ。