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インドメーカーBlacksmith Electricの電動バイクはバッテリー交換式!

2019年07月04日 08:01  Techable

Techable

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インドの大気汚染問題が深刻になってきているのを受け、同国では乗り物の電動化、中でもポピュラーな二輪車の脱ガソリンに向けた動きが活発になってきている。

そうした中、インドの二輪スタートアップBlacksmith Electricが電動バイク「Blacksmith B2」のプロトタイプを発表した。スピードや加速性能などは特段優れているというわけではないが、バッテリー交換式なのが目玉だ。
・バッテリー交換ステーションも
Blacksmith B2には2つのバッテリーパックが付いてくる。1つのバッテリーで120キロ走行可能。つまり航続距離を240キロにのばせる。

ほとんどのメーカーの電気バイクはバッテリーがビルトインされ充電するにはコンセントにつなぐ必要があり、その間はバイクを使用できない。しかし、B2のように交換式であれば「使用できない」ことがなくなる。

加えて、Blacksmith Electricはライダー向けに街中にバッテリー交換ステーションを設置することも検討しているという。ちなみにバッテリーのフル充電に必要な時間は4時間。
・最高速度は時速120キロ
その他のスペックはというと、モーターのパワーは最大14.5kW(96Nm)、トップスピードは時速120キロだ。時速50キロまでの加速にかかる時間は3.7秒で、日常使いにはまず十分だろう。また、GPSや盗難防止機能なども搭載している。

B2は2020年に生産開始され、価格は4000~5000ドル(約43~54万円)が見込まれるという。

折しも、インド政府は先日、2025年までに全バイクの電動化を義務付ける法案の検討に入っており、B2を含め電動バイクはますます注目を集めることになりそうだ。

Blacksmith Electric

(文・Mizoguchi)